Apollo

天体嗜好症

知ってる方はご存知のように(あたりまえだ(*^o^*))、夏から秋にかけては、おかやまJAZZフェスティバルというイベント主催にかかわっているので、エネルギーがそっちに傾注しぎみになって、どうしても模型から手が放れ気味。 身体は1つしかないワケだから…

たくましいロケット達

アサガオは一年草なので1シーズンのみの命です。 今年は7月と8月にかけて日照時間がやたらに少ない異常さでしたので、アサガオの成長はかんばしくありませんでした。 旬の時にアサガオの大輪を見られなかったワケです。 けれど9月になって、日差しがやっ…

月が遠のいた

ブッシュ政権で2020年までに月を再訪するという政策が掲げられ、ちょっとコレは嬉しいな〜と思ってたのですが…。 2009年9月8日、ホワイトハウスの専門委員会が「実現困難」との見解を出してしまいました。 現在の予算では不可能ゆえ見直してください、との提…

移動発射台-05

発射塔の損傷にこだわっているワケじゃないんだけども、また損傷について記します(苦笑)。 幾つかの写真でもって、発射台の受けるであろうダメージを想像したい次第です。 検証じゃなく、あくまでも想像。(o^_^o) 記載の写真はアポロ8号打ち上げ時のサイ…

移動発射台-04

ブリスターパックに入った完成品としての模型も良いけれど、コツコツタンタンと作り上げていく模型がやはり好きですね。 工作の過程がなによりも楽しいワケで、タンタンは淡々でもあり眈々でもあるといった感触が好き。 ダンダンと形をなしていくのがいい。…

ケネディ

月着陸40周年のこの時期に、ケネディ大統領の血縁者が相次いで没したのは残念なことだった。 ケネディの妹のユニス・ケネディ・シュスライバーさん。 知的障害者のためのスポーツ組織「スペシャルオリンピック」の創設者がこのユニスさんだということを、亡…

移動発射台-03

1965年の12月にジェミニ7号と6号とが宇宙空間でのランデブー飛行に成功します。これが成功しないことにはアポロ計画は進められないワケだから、この成功は大きな進歩でしたね。 この時の7号と6号は同じ発射台から打ち上げられました。 7号を発射させた…

移動発射台-02

今回の作例ではじめて、ディオラマ的に人物を作って配置してみました。 当時の記録写真の中から抜粋し、PhotoShopでサイズ調整と色彩調整などなど加工。時に着色も。 人物に表と裏はありません。反転した同じ"絵"を厚紙をはさんで貼り合わせるだけの工作です…

MFLOG

7〜8年ほど前はFAXでやりとりしてた原稿校正が、今はメールやクロネコのメール便でもって敏速な対応が出来るようになったから、便利になったもんだ。 この便利さと引き換えに、たぶん、何かもまた失ってはいるのだろうけれど、住まいが東京でなくとも東京と…

移動発射台-01

この前のワンフェスで移動発射台を披露して以来、あちこちのホームページやブログで本作を紹介してくださっているようで、まっことに有り難い次第です。 多くは、「なんと紙です! すごい!」な感嘆でくくって下さっているのも嬉しい限り。 会場で直かにこれ…

エンデバー号の帰還

帰還予定の1時間前にNASA TVにつなぎ、ボンヤリと様子を窺い見てた。 いまどきのNASAはシャトルの発射や帰還をライブ映像で見せてくれるから有り難い。 とはいえ、1時間前はまだシャトルそのものが見られるわけではなく、あくまでもコントロールセンターの…

模型があればイイですな

アポロの時代のプレス発表とかの写真を見ると、必ずといってよいくらい模型が出てきますね。 飛行士と一緒にたとえばアポロのCMとかLMの模型が登場するわけです。 今はもっぱらCG動画によるイメージ映像がプレスの主流になってまして、NASAの場合、それはそ…

早朝の宝石

今頃。 朝の4時くらいに外に出ると、東の空の下の方に金星が登っているのが眼に映える。 眼を少し右上に転ずると、そこに明るく海王星が輝いている。 さらに視線を右へ泳がすと、月がやや低い所にいるのだけど、海王星と金星の二つの小さな光点がこの時間は…

ツイン・タワー

移動発射台(LUT)が二基同時に映っている写真はアンガイとないですね。 これはその例外。 発射場に向かうアポロ13号です。 のせているのはLUT-3。左の塔はLUT-1。アポロ8号と11号を打ち上げた、いわば由緒ある発射台。 この一葉を眺めるたびに思い起すのが、…

サウンド・オブ・サイレンス

この1日、日本時間の午後5時過ぎ頃に、月に中国の衛星「嫦娥1号」が衝突した。 むろん、墜落じゃなく、運営の終了として衝突させた次第だ。衝突させるコトによって得られるデータもまた大事ゆえ。 日本の「かぐや」はこの6月頃に衝突を予定しているそう…

MR.PRESIDENT

この前、映画「マンマミーア」を観に出向いて、意外や面白かった。 その感想はコチラhttp://www.ojf.gr.jp/backyard/bynews_090214.htmlに書いたけども、さて… 数日前にiTunesに新たなCDを放り込んで聴いてみたら、なんだかたまたまなんだけど、ボーナス・ト…

続・ザ・ムーン

やっと… 朝日新聞に「ザ・ムーン」の感想が載ってたんで一読。 若い記者さんだと思う。若いといっても、記事中に69年のアポロ11号をテレビで観ていたと記しているから40代くらいな方かしら? でも、「紙に描いて宇宙船を設計し、モデルを木材で組み立てた。…

ザ・ムーン

40年が経って、今ようやく、こうして一本の記録映画が編まれた事を素直に喜びたい。 「ザ・ムーン」。 こうして2009年の1月16日に、映画館の中で40年前の映像を眺めた事にちょっとした感慨をおぼえる。 日々、アポロの模型と格闘しているゆえ、この映画につ…

新春一番・この写真

アポロ6号の打ち上げ前、見学に訪れた方々。 NASAのツアーバスがカッコよいのでお気に入りの一枚になった写真だ。 目的のアポロは500〜600m向こうだ。この当時はこんなに近くまで見学のバスが出てたんだな〜と今みると驚きもするが、写っているこのツアー参…

大好きな写真-3

ブラッドベリの一篇を思い起こせるような…、すなわち、 「夏。ロケットの季節」 が浮いてくるような写真だから好きなんだ。3基の移動発射台が全部写ってる写真はアンガイとない。打ち上げのたびに発射塔は猛烈な炎と風圧にさらされて傷むから、1つしかない…

大好きな写真-2

この写真も大好きだ。 これは1969年の11月24日。太平洋はサモア諸島の近海。 帰還したアポロ12号のクルー達だ。 空母ホーネットの回収隊のヘルプによって、3飛行士がゴムボードに乗った直後だ。 ご覧のように、3人が握手してる。 写真は帰還後の瞬間をとら…

大好きな写真

これは1966年の6月6日に撮られた。 アポロサターンのS-II・第2段ロケットForward部分と、そこに接合された発射台5番スイングアーム部だよ。 このアポロサターンは翌月の5日、あちゃらの時間の朝10時53分に打ち上げられた。地球軌道上で第3段ロケットのS…

IPhoneの中の宇宙感覚

またも久しぶりに書いてますな。(笑) 携帯電話をiPhoneに換えて早や二ヶ月オーバー。 電話してたら途中で切れたり、メールが従来のようではないなど… 不満点はあるけれども、もう従来のモノに戻ることはダンコ出来ないな〜と体感として、そう申せる。 従来…

宇宙からの脱出

久しぶりに書いてますな。(笑) 人生を50年も生きてると、な〜んかね〜、厄介なコトやら鬱陶しいコトやらを日々感じまして、 「ああ、人生って面倒やな〜」 と思うコトしばしなのでありますが、時に、思いもかけないいいコトがあったりもするワケです。 そ…

あさがお

夏のアサガオと秋のタケノコは成長著しいモノの代名詞と昔からいわれ、大江戸時代の忍者はこぞって早朝、アサガオの蔓(つる)やらタケノコを飛び越えて跳躍の訓練をしたもんだという… それは嘘として微笑むとして、実際、アサガオの成長は早い。昨日は50…

野田さん

野田昌宏さんとは、もうずいぶんと前に、彼がまだ本名の宏一郎さんであった頃に交流があった。 その頃はボクはまだ蒼い中学生だったのだけど、彼が発信する「SFはビジュアルだよ」の思いに共振して、彼が紹介する米国のパルプ・マガジンの、その数々の表紙絵…

火星の100年先

フェニックスがガス噴射しつつ軟着陸したその真下、吹き飛ばされた表層の下に氷らしきモノがあると発表されて早や数日。 慎重に探査検証しているのか、あるいは氷じゃなかったのか・・ どちらにせよ、早く詳細を知りたいと思っているワケだ。 今から100年も…

火星のフェニックス

星出さんの乗るディスカバリー号はニュースになるけれど、数日前、火星に軟着陸したフェニックスは日本ではあんまり報道されないね〜。 32年ぶりの軟着陸ですよ、32年ぶり。 その間にゃ、多数の探査機が火星に送られているけれど、1976年のバイキング2号以…

土佐の宇宙酒

カルスト台地といえば山口の秋吉台が想起されるものだけれど、高知にも実はある。 標高では高知のカルストの方がはるかに高くて、下界を見下ろすその光景は、異形めいて、なかなか良い。 風力発電の大型の白い羽根がゆっくりと廻っている下を、放牧の牛達が…

美保関隕石

実際の命題は気心知れた年配のご友人がたと山陰の海の幸を食しに出向くというものではあったのだけど、その食事の舞台が美保関なのだから、隕石なんぞに興味をもたない方々を、 「近くだから」 と、誘うには都合がいい。 昼食とは思えぬ豪奢な膳を松屋という…