顧みて07年〜OJF編〜

OJF(おかやまJAZZフェスティバル)実行委員会の事務局長になって2年目・・。
今年もまたドタバタしちゃいましたね。
なんせヤルことが多すぎまして、理想と現実のギャップに日々キュ〜キュ〜云わされましたね。
ア〜したかったのにコ〜なったとか、コ〜すればよかったのにア〜なっちまった・・ 等々、非力にションボリすること多々でありました。
事務局を司りつつ、広告協賛金の集金がいまだに出来ていないというていたらくには同僚のY嬢をば困らせているコトでありましょう… (*^o^*) つい数日前にアイプラザで行なった和楽器のイベントでキッチリ会ってるくせにウッカリ… K歯科さんから集金するのを忘れたし・・ これまたつい数日前に飲みにでむいたBAR・C・・さんへの集金も忘れても〜た〜… ってなアンバイで、おいおい、しっかりしてくれよと自身を今頃になって叱咤したりもしてるワケなのだけど。
さて。
良かったコトも多々ありましたね。
バリバリと能力を発揮してくれたデザイナーのT君と共に、OJF6パンフレットのディレクターを務められたコト…。連夜の徹夜で最終稿が上がった直後にゃ、爆睡しちまいまして、委員長のオ〜氏をえらく心配させてしまいました(>_<)。
中銀本店前ひろばのライブの撮影にプロカメラマン・Kさんに協力を願えたコト。この人の一枚は重量級のパンチのような重さと鋭さ。一枚のシャッターを切るための集中力には感服しきりでありました。
ルネスホールにて山本容子さんの銅版画展と、彼女と山下洋輔さんの講演の裏方を統括出来たコト。T君という素晴らしい人物を介してホールのイメージを刷新できたのは大いに嬉しくて楽しい作業でした。
10月になり、風邪でシンドくてヒ〜ヒ〜喘ぎながらも、同じくルネスホールでの木住野佳子さんのライブの裏方を統括できたコトも嬉しかったですね。この統括作業は予定外のコトだったのだけど、それゆえ逆に実行委員会メンバーの絆が強まったようにも思えます。
等々。
裏方に身を置くコトの悦びをこたびは大いに堪能しましたね。
その裏方として何人もの信頼出来るスタッフがいたというのが、とても嬉しいコトでありました。
前記のKさん、Tさんに加え、ルネスホールの照明をコントロールしてくれた理科大学のA先生の奮闘、今年もまた張りきってくれたNANZO KANZOの連中・・ そして、今年から参入の新たな、若いスタッフ達の活躍にはホントにありがたいコトでございと頭が下がる思いでありました。
OJFも6年め。規模も大きいのです。そうなると、運営にはやはり、スタッフの力量が問われてまいります。
雇用関係にあるんじゃなく、あくまでも自主的な参加というカタチの中で役割を担ってもらわねばなりませんが、参加くださった今年の皆さんはいずれも気持ちよい方ばかりで、その点でも大いに救われましたね。
ルネスホールで身に着けてたシルクのシャツが汗で完全にビショ濡れになってたSちゃん。
寡黙ながらもキッチリとヘルプしてくれたRちゃんやFさん達。
昨年度より参加くださっているビデオカメラマンのKobaraさんの活躍も頼もしい限りでした。
9月に岡山城前の広場にてライブイベントがありまして、このイベントにうちの委員長自らがバンドを率いて登場というシーンがありました。
実はジャズフェス維持の収益事業の一環として登場したワケですが、このライブをビデオで収録中に、な〜んと冗談のようなドシャ降りの雨となりました。
ホントに突然のどしゃ降り。
お客もこれはタマラナイ。いっせいに脱兎。
が、ステージ上のミュージシャンは大いに困惑しつつも演奏続行。
この続行に応じ、Kobara氏はカメラを構えて芝生の上に不動でしたよ。
傘をさしかけてくれた女性があったというラッキーもあったのですが、それでも、あのひどい雨の中で収録を続けたガッツたるや、どえらいもんです。
民生仕様のちっこいビデオカメラじゃないですよ。某放送局にあるのと同じ業務用のでっかいヤツです。
これが防雨対策もなくドシャ降りに晒されているワケですわ。
数年前にボクは旭川(岡山を流れる一級河川です)にカヌーを浮べている時に、うっかり… ビデオカメラを川の中に落っことすというコトをヤッちまいまして… これって修理不能なのですわ。オシャカ…。
その恐怖を重々に知っておりますので、ドシャ降りには心底ビビりました。
観客の名もしらぬ女性に傘をさしかけてもらったとはいえ、カメラは濡れるワケです。
が。
Kobara氏は不動なり。
後日、
「オーバーホールしましたので、ダイジョウブですよ」
笑ってそう申されますけど、完璧な水没ではなかったとはいえ、少なくともレンズのクリーニングとして数万円のオーバーホール代がかかっているであろうコトは間違いないのです。
でも、それを彼はいわない。
「ダイジョウブで〜す」
と、ひたすらに笑うだけ。
嬉しいじゃござんせんかァ。
「お〜、ここにも侍がいるなぁ」
感動で腰をプルプル戦慄(おのの)かせて、当方はせいぜいコーヒー二杯を彼におごるだけ。
     (*^o^*)
てなコトもあったので、うちあげ時に彼の撮った映像をスタッフの皆さんに披露して、
「うわ〜、すげ〜雨じゃん!」
てな感動と感慨の輪を広げるコトが出来たのは嬉しい限りでした。
(むろん、演奏が素晴らしかったのがイノイチバンだっせ〜)
〜て〜なワケで今年のボクの収穫は、OJF6のために身を寄せてくれた粒揃いのスタッフでありました。
多くはありませんけど、よきソルジャー達が集結してくれました。
こういう方々に支えられてるおかやまJAZZフェステイバルなのですわ。\(^-^)/
人間を好きになれる・・ そんな装置として08年もジャズフェスが機能すれば嬉しい限りであります、な。