月が遠のいた


ブッシュ政権で2020年までに月を再訪するという政策が掲げられ、ちょっとコレは嬉しいな〜と思ってたのですが…。
2009年9月8日、ホワイトハウスの専門委員会が「実現困難」との見解を出してしまいました。
現在の予算では不可能ゆえ見直してください、との提言です。
一方で、2015年で運営を止める予定だった国際宇宙ステーションを継続して利用すべきと提言しています。
その上で、「火星を太陽系のうち、もっとも興味深い到達点」ともしています。
オバマ政権がこの提言をどう受けとめ、どう決定するかはまだ判らないけれども、
後退のような、前進のような、いささか歯がゆい提言です。
火星到達が1つの指標になったのはとてもいいけれど、少なくとも… 人が月の上を歩くのは、また、ちょっと遠のいた感じですね。
人類が他の天体を歩いて、この2009年で早や40年。
50周年になる2019年頃にも、やはり、月には人が出向かない感触が濃厚となりました。
今回の提言は宇宙探査をやめろというワケではなくって、短期的にはダメだけど長期的展望にたてば火星行きがイイんじゃ〜ないの〜、てなものなので、即座にガッカリでもないんだけど、でもね〜、アポロ以後の空白時間がまた伸びますね〜。
ちょっとした閉塞感が漂う次第です。⊂(>_<)⊃
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