たくましいロケット達


アサガオ一年草なので1シーズンのみの命です。
今年は7月と8月にかけて日照時間がやたらに少ない異常さでしたので、アサガオの成長はかんばしくありませんでした。
旬の時にアサガオの大輪を見られなかったワケです。
けれど9月になって、日差しがやっと回復してきたので、アサガオは懸命に花を咲かせはじめました。
もう10月。
だから旬の時間はとっくに過ぎて、寒さに次第に衰退しているのだけど、アサガオ達は懸命に、毎朝、花を咲かせてます。
まだ陽もささなない暗い朝の4時に観察すると、まもなく登ってくるであろう太陽に向けて、おなじみのロケット型に花芯を巻いて一斉に花たちが小首をもたげています。
そのロケット型が実に見事。秒読み開始のアポロサターンが想起されます。
しかも、多数だ!
もう旬の時ではないから、衰退しつつなのだけども、けれど懸命に成長を模索してる姿をみると、何事か、打たれるような思いになります。
「花の命は短くて〜」と謳われますが、見事アッパレと関心します。生命の力強さを感じます。