胸見るサンタ


本人がゼヒ載せろと笑って云うので、では載せると笑った写真。
タイトルは「夢見るサンタ」ではなく、表題の通り。
25日のクリスマス。
ルネスで。
このコの磁性はどう働いているのかしら? と、不思議の惑星の不思議な回転運動をみるような… 感性のきらめきと惑乱。
そのきらめきがクリスマス・デーにサンタのカタチになって眼の前で、赤と金と白と黒での4色カラーで動くから、頼もしい。
理屈抜き。
ビジュアルでもってルネスの地軸が歪む。
このコは影で1人でよく泣き、肩を慄わせ、嗚咽にむせいでハナをかみ、かんだハナが赤くなったと、また泣いたりもするけれども、25日のクリスマスの午後6時前では、笑みが好もしく、頬には紅みがさして、その前に会った時よりイチダンに別嬪に見え、何やら名は忘れたけれど注文したカップの中の白く泡だった温かげなドリンクにシナモンをふっている指のしなやかさまで、クリスマスにふさわしい豪奢なくすぐりに見えて、好ましさが増量してた… のだった。
それで、
「おい、も少し、胸元開いてミッ」
なのだった。
この"ミッ"には、もっと"見せてみ〜"な嗜虐がチョイ含まれる。
それで、パチリしたのがこの写真なのだった。


ツーショットの方はルネスのY嬢に撮ってもらったけど、撮った場所がアートっぽいのがニューヨーカーみたいで、イイじゃないか。
アンディ・ウォホールならこの写真を加工してシルクスクリーンで刷ったに違いね〜。
彼が出版していた「Interview」のパーティ欄に載せたに違いない。
と、書いてチョット懐かしさが沸いたんで… 本棚から引っ張りだした。
この"インタビュー"のロゴのカッコ良さは永遠だ。
このロゴを見たくて、表紙が醸す雰囲気が好きで、ボクは定期購買してたんだ…。もう遠い昔のことだけど。
ともあれ、クリスマスにパチリした2枚。
スリムなサンタがルネスにやってきてシナモン入りのドリンク飲んだぜ… ってハナシ。
正月は生まれ育った東京で過ごすそうだが、いったい、正月はどんなカタチになっているのであろうか、この不思議の惑星のコは。
重ねたモチのようなカタチの白い服を着て、お飾りとして黄色い帽子か…。
それはヒネリがないな…。たぶん、そこいらに転がるイマジネーションを凌駕したカタチの衣装をまとって2012年を迎えるのだろう。
良いお年をお迎えあれ、だ。
モチたらふく喰って。ホホぷっくり、フトmomo、むっちりも悪くない。