年に1度だけ、正月時にゲームする。
『INDIANA JONES AND THE EMPEROR'S TOMB』
2003年に販売されたMac用で唯一のインディ・ジョーンズもののアクションゲーム。
古代の秘宝を求めつつ、ナチと闘ったりする。
買ったのが2004年。
なのでもう9年になる…。
これをやるためにPower PCのMacを温存させてるようなもんだ。
全9章。
セイロンにはじまり、あちゃらの城やらこちゃらの地下の魔窟に潜り込む。中国の謎の場所でフイニッシュするらしい。
これをば正月の数日の夜を用いて、やる。
毎年、1章のみ、チャレンジしてはクリアさせる。
なので9年経ってしまった。
とっととフィニッシュさせてもよかったろうに、どういうワケか、知らず知らず、正月に、1章のみ… が、行事化しちゃって今にいたる。
で、どうも、こたびが最終章のようなのだ。
必ずしも操作性が良いゲームではなく、ちょっとクセがあり、僅かなタイミングでアクションに失敗する。
失敗して主人公のインディが崖から落ちたり石に押しつぶされたりサメに喰われたり… すると、このゲームは章内の分化されたセクションの最初っからのスタートを強要する。
これが実に腹立たしく、しかも操作性にクセがあるもんだから、煮やされるやら冷まされるやらもあって、画面にむかって吠えたくなるコトしばし。
が、9年も連綿と続けてきたのは、やはり、インディ・ジョーンズというキャラクターを活躍させるという部分がキラキラしているから。
数多の映画の中で一等に好きなキャラクターなのだから、しかたない。
ウインドウズやらNINTENDOには今もって、インディがシリーズ化され追加されたりもしているが、けども、ウインドウズやNINTENDOを買ってまでして、ヤリタイかといえば、そうでない。
自分を分析してみるに、ゲームそのものが好きなのではなくって、インディ・ジョーンズを画面の中に置いているのが好きなよう。
操作をせず放っておくと画面の中のインディアナ・ジョーンズ氏は立ったままながら、よそ見したり、退屈げに腕を回させたり、肩に手をやったり… する。
なので、Mac用のこれで充分。
それを9年。チビチビと。
たぶん、ギネスもののノンビリっぷり。
それがいよいよ最終章なのだ。
が、手強い。
トラップだらけで前に進まない。
だいたい平均で1時間くらい向き合い、マウスとキーボードを駆使するのだけど、おやおや… モタモタしてる内に、正月終わり。
とくに今年は1月3日でほぼ正月が終わって4日からもう仕事という短期ゆえ…、
「こりゃまた、来年に続くか〜、な」
てなもんだ。
終わらせたい心理とそうさせたくない気分とがクロスオーバーして、1月5日の早朝にもちょっと動かしてみたけど、炎を噴き出す岩と岩の間をうまく飛び抜けるタイミングが取れずで… 早や、2013年への年越しを考えちゃってるような… 2012年新年だ。