月の舞台も雨に濡れ…

今週末の幕張でのイベントの、某ブースにて販売の製品見本の第1便を本日、発送。
予定外に早くフィニッシュ出来たのがちょっと不思議。

昨日の日曜。
午後の3時半という妙な時間からのライブを観戦。
月の舞台・悠くらぶという場所での、パーカショニストのヤヒロ トモヒロのライブ。
第1部ではワークショップ的にパーカッションを語って演奏。
第2部ではコジマサナエのボーカルも入った5人編成というかたち。
第1部がだんとつに良かった。
岡山ラテンオールスターズの長崎氏と、広島で活躍中の宮本香織理さんが加わっての3人の打楽器のみの演奏で、
「ズンドコズンドコ♪」
「ずっちゃずっちゃ♪♪」
「チュパッ・チュパッ・チュパッパッパ♪♪♪」
「ツッパン・トッ・トトントン♪♪♪♪」
原初のアフリカの密茂した草原で道に迷って不安に駆られるような、一方で、見上げると空がどこまでも蒼くって溶けていくような爽快もあるという、背反する情感が逆巻く感じになれたのが嬉しい。
ヤヒロ・フアンでわざわざ福山からやって来た女友達のO嬢いわく、
「第1部があのまま続いて欲しかった〜」
とのことで、確かにそうだ…。
パーカッションのみだから、いわばメロディとしての主旋律はないのだけども、リズムがそのまま身体の鼓動に通じて脈うって、いつまでもその流れに共振共鳴したい感じなのだった。
くちづさむメロディではなく、頭で感じるのでなく、ただもう身体が呼応してしまうというカタチの気持ち良さを、この第1部で感じられたのは、良かった。

終わると、外はチョメチョメと雨が降ってれら…。
雪でなく、雨。
「しょぼいな〜」
顔をしかめた。