新年だ

誰にとっても、この1月の1日やら2日やら3日めには、なんだか体内のお水がリフレッシュして、「よっしゃ〜、今年こそはだな〜!」な昇ってく感じになるもんだ。


その昇るクダルはさておき… ボクはお餅というモノは正月しか食べない。
雑煮は正月のものだから7月に食べる人がいないという以上に、そこは意識的に、餅の類いは正月限定に徹してるつもりなのだ。
ゆえに年始のお雑煮が待ち遠しく、「もういくつ寝ると〜おしょ〜がつ〜〜」をお腹の感覚として感じて久しいのだ。
年始の朝というか午前中の雑煮の食卓が、大好きでしかたない。はんなりした昆布だしに花がつお。とりわけてドッてことのないモノだけども、3日限定という"枠"を好む。

もちろん、お雑煮にありつく前に日本酒だ。
当然に熱燗。
実は年末27日にマイマザ〜が2ヶ月にわたる病院生活から退院して、この正月は親子が卓に向かい合ってのお雑煮、だ。
89歳のマザ〜には酒はあたえず、座らせたまま、チビリチビリやる。
マザ〜はおせちの、柔らかいだし巻きかなんかを口に運んでる。
トイレに連れていくとかお風呂に入れるとか… 面倒みなきゃいかんので、いっそ、ズッと入院してくれていた方がボクには楽なのだとは… いわずに熱燗、キュッ。


さ〜、そろそろ餅が煮えた頃。
幾つ食べよか。3日間限定だからな…。
たくさん食べたいな。
でもその前に熱燗、もう2本か3本。
てな調子で新年が動き出してる次第。
喰ったら寝るぞ… マザ〜がトイレ行きを要求するまで。
うううううむ。
そこが去年と激変…。大きく拘束を余儀なくされること必至な2014年。こりゃ新たな"枠"なのか、"枷せ"なのか…。

初春の野路を駆けるや銀輪の 想いだけにて ただ磨く


今年もよろしくおつきあいをば。