2月の某日日曜日

閉じこもっての作業から一転、連日、出かけなきゃいけなかった週の末…。
けっこう、この両極はしんどいんだけど仕方ない。
前回記したハシゴ酒…。
その翌日の、某路面電車の会社にての打ち合わせ。
ついで、46年(!)ぶりの、小学同級生との再会。
そして昨日は、古市福子さんの"文化功労賞を祝う会"。


それぞれ大事なんだし、事実、良き時間となったワケだし、祝う会パーティの席上で3者ともに、「こんなスリーショットは初めてだな〜」な自分たちにとってレアな写真を撮ったりと… 醍醐味ある面白さも堪能しつつだけど、こっそりと… いわば急に太陽の明かりのもとに出てしまった蝙蝠みたいな、目映さに迷妄めくを、たえず覚えもさせられる。
作業は全部終わってる次第じゃないんで、またスグ籠もらなきゃいけないし、あちゃらこちゃらへの連絡&打ち合わせもやらなきゃエライ事になるとの危惧も抱えつつ実行出来ていないし、別件で引き受けてしまった仕事にゃまったく手がついていないし… なので、
「あへ〜」
てな、溜息をこぼす今日、日曜日。

豊臣秀吉という人物をボクはさほどに好きではないけれど、この岡山で某氏の牙城を水責めにしているさなかに信長の訃報を知っての… 極度の緊張を強いられつつの、そのあとの計略を含む行動の素早さと決断には、どう顧みても、圧倒的なスケールを感じさせられてしまう。
1つの規範というワケもないけれど、1つの先例として、そのような行動がとれる人物があったというのは、けっこう"お役に立ち"ますな。
お日様が眩いよ〜、なんて甘えちゃいないんで秀吉は。
その秀吉をして心酔させた信長というのは、だからよっぽど凄かったんだろうと思う。
かの「信長公記」には、富士のすそ野の平原で蘭丸たちと"楽しく"馬を駆けさせてウヒャウヒャ笑って大はしゃぎする信長が登場するけれど、ウッヒャラと笑い興じる事はボクにも出来るけど、その他はもうまったく… 雲上の閃光なんだから、比較以前のハナシ。
ただひたすら凄いナァで固まってしまいそうなのを… なんとか鼓舞して、彼らが抱えたものと自分が抱えてるものの大きさのあまりの違いに、
「クックックッ」
忍んで笑うっきゃない。
ま〜、そうやって笑うことで内圧を調整しているというコトなんじゃろね。

ところで、今朝方フイに思いついたんだけども、天ぷらうどんやソバはあるのに、ラーメンに… 天ぷらってないよね。
なぜだろ?
ラーメンの脂に天ぷらの油が負けるのかしら?
反物質みたいに衝突して互いが嫌うあうのか?
それとも、巷にゃ幾らでもあるけど、それをボクが知らないだけなのか?