チョキチョキ切って

昨日、実家の庭で大いにおごって2階の屋根まで登ってた4株のアサガオにハサミをいれ、バッサリ切って取り除いた。
なんせ2階まで茂ってるんだから、作業には脚立を要するし、あんがい時間もかかったけど… いっさいを除くと、途端に視界がひらけ、平坦な感じに庭先が変じ、ボクはちょっとしたガッカリを禁じ得ない。
アサガオが一種のアーチになって玄関先からの視界を立体化し、数メートル先の庭池も、塀向こうの道路も見えなくなっていたんだけども、それを取っ払うとペチャンコな平坦な視界になってしまい、道路はアリアリとそこに在り、一夏が終わったという感慨より、またつまらない日常がやって来た… みたいな妙なガックリをおぼえてしまうのだった。
屋根まで登ったアサガオは4〜5袋のビニール袋に分け、次ぎのゴミの日に出す…。

小さく切り刻んで土にまぜ、水をかけ、乾かし、腐ればまた水をかけ… を繰り返せばちょっとした腐葉土が出来上がるのを知ってはいるけど、めんどくさい。
アサガオ同様に大きく拡がったパッションフルーツの剪定と冬支度の作業も、まだこれからやらなきゃいけない。
枝葉いっさいをなくしたアサガオの根ッコは太くって、なかなか猛々しい。来年また芽をふくだろうか、それとも枯れてしまうんだろうか…。
そこを知るには、このまま放置がいいだろう。