久しく観ていないけど映画『レット･イット･ビー』の中では既にビートルズの４人の心がバラバラになっているのが痛ましい。
なんとかチームを繋ごうとするポールと、それを独善と捉えて反撥するジョージと、ヨーコとの新たな領域に入ってるジョンに、そして中道にいるリンゴ。
けども、映画にも街頭インタビューのカタチで登場するけど、既にロンドン市民は彼らの解散は直前だろうと確実視してる…。
だから、結果としてポールの意図とは違い、この映画はドキュメンタリーとして面白い。いみじくも浮きぼられた４人の心の動きやカタチに真実の姿があって… うたれる。
今日、日本では政治世界で解散。
なんじゃろね、この解体は。
『レット･イット･ビー』の哀しい必然より、はるか遠く、響かない。むしろいっそ、党利党略が透けるのみで、その後の結果が不安でたまらないですな。いよいよ悪しきな方向に流されつつあるのではと、別な意味で"撃たれる"。
さて……。
きたる12月７日の日曜。
午後２時より岡山シティミュージアムにて講演します。
『知らない岡山 亜公園成立とプランナー』
というタイトル。
市主催のミュージアム講座（第32回目だそうです）なので入場無料です。
（開場は１時半からで先着80名様限定）
例によって、明治期中頃の話。
日本初だった可能性が高いテーマパークとしての娯楽施設"亜公園"について、そのテーマを描き出した人物を、幾つかの模型と一緒に考察します。
今回はゲストに、岡山神社の宮司さんをお招きし（ワオッ〜！）、150年ほど前の岡山の１地域を描き直そうというプラン。
どんな話の展開になるやら…
お越しください。
