ともあれ講演終了

年度末、12月前半のサンデーはやたらにイベントが多い。まるで駆け込むようにアチャラもコチャラもイベントだらけ。
ましてや岡山駅前イオンモールという超大型な"娯楽"施設が出来た最初のサンデーゆえ、客足は大いに分散されてしまい、なので予想では席の半分も埋まらないんじゃ… と我がスタッフの方々と肩をすくめてたのだけど、フタをあけると、満席ではなかったけども7割くらい席が埋まって、小さく、ホッと安堵しつつな今回の講演だった。

こたびは岡山神社神職さん2人をゲストということで終演後に記念写真パチリ。

でも、いつもそうだけど、講演後には、7%くらいな自己満足と8パーセントくらいな嫌悪と、後85%は… もっとチャンと出来たらな〜、反省めいた後悔色がからんだ残念感が皮膚の上層にも下層にもこびりつく。
まったくダメでござんしたというワケじゃないけど、伝えるべくをキチリと声でつたえられていないなと、炙られた焦げた匂いを体内に感じてしまうんだ。
伝えるべくを文字で記していくのと、やり直しな校正が出来ないライブとの差異のデカサにまたあらためて戦慄する… といった次第で、講演が終わったアト数時間、しばしは、なにやら複雑奇っ怪な感に全身が覆われて、これの処置対応に困るんだ。


こういったイベントでは差し入れがあって、予期しなかった方々から予定もしなかった諸々を頂戴もして、むろんにそれは法外な悦びだ。
たとえば今回は、自宅庭だか畑で採れた柿とミカンをギフトしてくれたK夫妻や、赤穂からわざわざ来てくださったY氏が、ついこの前、その赤穂でもってゲット出来なかった塩味饅頭を持って来てくださったりと… むろん、これは我が同輩のMがそれを口にしたコトがなかったゆえ、メチャにキャ〜嬉しいな差し入れだったから、激烈感謝じゃあるけど、方々を納得させ充分に満足していただけたのかという点では、てんでそ〜でなかったろうと思うから、なんだかまた申しワケない気分になっちまって、密かにこっそりうなだれたり… する。

などと記しつつ、まさにこれが"ライブ"の醍醐味とも判ってるから、またぞろ来年も、やはり何かのカタチでもって講演という名の"ライブ"をやる予定ではいる。


最初に記した通り、年度末12月はイベントが多い。
明日は、市民文化ホールで坂手洋二氏率いる劇団・燐光群の芝居『8分間』。
翌日10日木曜にゃ、我が仲間たるOH君のバンドのライブが城下公会堂である。
いずれも激烈に楽しみ。
芝居に音楽にと、いずれもボク自身には演じられないカタチゆえ、余計に、OH君はじめ方々がどのような心情と心持ちでステージにあがってるのか… なんだかそんな所も興味シンシンなのだった。


こたびの講演の前々夜、ライブハウスMO:GLAでもってフライド・プライドのライブがあって、たまさかこの横田さんとShihoさん2人のライブ時間にボクは自身の講演のための打ち合わせをやってたから、演奏を聴けなかったけども、ほぼ終演したころに何とか駆けつけて、打ち上げの身内パーティにのみ出席するというカタチになっちまったんだけども、良い話も聞けて充実だった。


下写真:MO:GLAのオーナーにOH君にフライド・プライドの2人。