屋根より高い鯉のぼり


前回記した後も1週間、ずっと引き籠もって模型と格闘継続。

設定していた製作締め切りをチョイと超過で、いささか焦るようなところもあり、気づくと桜も散っているといったアンバイで、花見もなしだった今日この頃。

でも、ほぼ目鼻がたったんで肩先にかかった重みは軽くなりつつありで、それでチョイと一服。



ほぼこの2週間、どっぷり明治に浸った次第。

明治のとある施設。

かの亜公園と同時期にあった施設。

あくまでも想像復元じゃ〜あるけれど、それゆえ"想像"のところが面白く、ちょっとだけ展示するコトも決まったんで、余計、模型造りに浸り込んだという次第。

あと数日でこの格闘は終わる。

そしたらやっと、呑みに出られるかしら…。

しかし、いつものことながら、模型を造り進めて終わりが近いと判ってくると、妙な淋しさも… おぼえないことはない。

"祭りの後のさびしさ"は、こんなところにも顔を出すんだね。



ま〜、それは置いといて、この"想像復元"中の、かつてあった某施設(工場だよ)がどこにあったか… それを公表できるのは楽しみだ。

まだ、云わないけどね、実に意外な所にこれはあったんだよ。

なんだか不思議に思える場所。ま〜、1つには、この施設が亜公園同様に比較的短命であったから、今に資料が残っていなくって、それが不思議を増長させてる要因なのじゃあるけど、また1つ確実なのは、この工場の煉瓦の煙突は… 当時やたらに目立ち見えていたろうというコトかな。

岡山城より背が高いんだからな。

位置を考慮すると、岡山城に黒煙が… 鯉のぼりみたいに揺らぎ寄ってたよう思えてしかたない。

江戸時代から明治時代への大転換を示すには、煙突を持ち出すのがイチバン良いのかもだ。
ふむむ。