闇の奥

明日は下石井公園のイベント
今日のこの雨が明日にどのように作用するのかしら?
昨年は雨の中、終演後の片付けも終え、小坂チャンと吉野屋で遅い晩ゴハンを食べたけど、2人とも喰いつつコックリ半分眠っちゃうという…、くたびれ全開であったけど、この場合のくたびれは充実のそれ。
悪くない。
365日味わえるものじゃない。
なのでオモシロイ。
この疲れは"幸"からやってくる。
醍醐味満喫した上での銭勘定では掌握出来ない良い疲れ。経済優先などと申していては、たぶん、いつまで経っても"幸せ"は味わえない。
そこを味わいたいがゆえ、明日、励むと…。



※ 雨中の中組み上がるステージ


OJFにも雨にも関係ないけど、模型作業をちょいと停め、原田監督の『日本のいちばん長い日』再見。
なにやら傾ぐような昨今の保守の流れ…。
ずいぶんと気になる。
「時代に見合った憲法にかえる」
という見解にクエスチョンが浮く。
憲法とは『国家の理念』と思えば、それを時代に同化させるべく改変というのは、とても変…。
"理念に基づいた国家"というのは時代の都合で左右するものじゃなく、その理念を基幹に時代を造るものではなかったか。



にわかに登場の立憲民主党に微かな光明をみるけど、懐中電灯にはなろうけど、庭先を照らす投光器に遠い。
けどもツイッターだかの登録数が自民や希望のそれをはるかに凌駕す数にアッという内に達したというのは、ワラにでもすがりたいような思いでいる人がそれだけいるということでもあって、さらにはボクのようなツイッターフェースブックもやらない人も多いと思えば、ワラすがりな気分は日本のアチャコチャで陽炎めく揺れているとみえる。
ただ、それは全体を俯瞰すると多数の枠に入らない。
ま〜、おそらくは、ワラすがりの人にはそこが不満であり不安なのだろう。
「なんで皆さん、判らんのだろう?」
訝しんでるはず。
おまけに、政治を職とするステージ上の方々に群雄割拠の勇壮はなく、右往左往の4文字のみが明滅するていたらく。
それで失望も募る。
しかし苦笑して眺めている場合で、ない。
『日本のいちばん長い日』を眺めつつ、あれこれ思う。自分はどういう足場を組んで立ってるのか…、そこをも1度確認しておきたいな。
いみじくも、ノーベル平和賞NGO核兵器廃絶国際キャンペーン」が受賞。
平和賞はたぶんに政治的だけど、戦争放棄を理念とする希有な憲法を活かせず、さらには今年7月の核兵器禁止条約の採択交渉にすら参加せずの日本という国家は何じゃろな…、今1度いぶかしむ金曜日。