ちゅうぎんまえジャズナイト

土曜の朝の7時にマイ・マザ〜の朝食を用意し、お食べいただき、後片付けが済んだ頃合いにkosakaチャンの車が迎えにやって来て、セブンイレブンのコーヒーを車内で啜りつつ会場に運ばれる。
ながい1日のはじまり。
毎年繰り返してきた「ちゅうぎんまえジャズナイト」。
今回17回目。



イベント済ませて帰路についたのは夜の11時頃。
く・た・び・れ・ま・す
近頃は自転車で出かけるよりバスでお気軽にを繰り返しているから、余計、足腰脆弱。
体力の衰えハナハダシ。
裏方としての音楽イベントの醍醐味を味わう以前のモンダイがジワワ〜っと、体力限界という名で攻め寄ってくる。
身体のアチャコチャから隙間風が入ってくるみたい。哀しや秋の風。
けども、年にただの1度のY事務局長らとの昼食は、我がお・た・の・し・み
中国銀行本店から僅か120m、いつもの「じゅん平」。
勝手に冷蔵庫からビールをば取り出し、グラスに移してグビ〜ッと呑むその旨さ格別。
今回はミックスフライ定食で、Yもボクもアジフライにはソースじゃなくってお醤油タラ〜リ。
いいね〜、アジフライに熱々な唐揚げやコロッケやらやら。
揚げ物は、二律背反の醍醐味こそが命だぞ。
宇宙空間と大気圏のハザカイを味わうがごとく、表面のカリッとサクッとの歯ごたえに対する中身の柔らかジュ〜シ〜さが、熱さフ〜フ〜ッと相まって天上的旨味になるワケだ。
「じゅん平」の場合、揚げて即にテーブルに運ばれるから、旨味率ほぼ100%。
揚げもまた”鮮度”が大事なんだわさ。



しかしこたびは……、台風大接近。
開場直後まで雨に濡れる椅子席をタオルで拭き拭き、どうなるコトやらと案じてたら、開演と同時頃に雨はピタリとやみ、終演後も落ちず。
「どうなってんのかしら?」
逆に訝しむホドであったけど、結果オ〜ライ、肩の荷の一部がおりた。



ステージ進行中。


終演後、Eっちゃんに頼まれていた名渡山遼のCDをば、お客に混ざってこっそり並んで買う。
並んでモノ買ったの……、ヒチャチブリ。
で、内ジャケットにサイン入れてもらいましたとさ。
毎度、イベントのたびミュージシャンのそばに付き添ってお客の対応をしてきた身としては、妙に新鮮。並んでるのをスタッフのA嬢が見つけ、「何してんですかフクイインチョ?」声かけられて思わず声が出ず、苦笑した。



さてと次土曜は、別会場の下石井公園。
また次の台風の接近予報が出てる……。
どうなるコトやら。
とはいえ、イエ〜イエィ♪、会場で味わい吸う空気の味覚というのは、これは特別だ。
ピンと張った弦の綺麗な音色の振幅が、体内で共振するみたいなイベントの醍醐味は、かけがえないお宝時間。
日常にないテンションの張り具合の中に身を置くのは、好きだな〜。
トシをとると、心と身体がうまく連動しなくって、きっと諸君もいずれは判る時が来ると思うがね、そのさいは慌てず騒がず、
「ぁ〜、しんど」
タメ息つきつつ、タメ息ついちゃってる自身を愉しむよう心がけるべし。



あるようでなかったイインチョとフクイインチョのツーショット。
しかも背景中央では名渡山遼がリハーサル中という、レア極まる1枚。
ドンピシャ・グッドタイミングな撮影はMIEちゃん。感謝。



台風一過。
朝の5時半に庭にでると金木犀の花がほぼ全部…、風にやられてた。
今秋は香りを楽しめないことに。