フルーツ少々

 曇天ないしは雨天が続き、いささかにうんざりの日々。

 雨が落ちない束の間に、パッションフルーツを室内から庭へ。

 去年より1ケ月、遅い作業。

 去年夏に金属製のアーチを小庭に置いたから、それにからんでいくよう鉢を置く。

 今年はあえて鉢を土に埋めない。ま~、ちょっと下あたりのみ埋めたけど、鉢底の水抜き穴から土に向けて根は伸びてく。

 

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 根がメチャ広範囲に拡がるのがパッションフルーツの特徴。なので深鉢だと当然に根も深い場所に伸びる。

 そこを今回は、やや浅い部分で根をおろしてもらおうと思ったのけど、さ~、どうなることやら……。

 

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 パッションフルーツの葉は緑が濃く、なにより、柔らかなのが良い。

 外に出されると、環境急変でしばしはぐったりな姿を見せることになるし、ズッと雨でもあるから……、どう育って葉を茂らせるか、しばし静観するしかない。

 

 数日前の雨の夕刻、Kosakaちゃんが小夏を持ってきてくれた。

 高知の土佐町久礼にカツオのたたきを食べに出向いた、その道ばたで売ってたものだそうで。

 店販売用のカタチ整ったものでなく農家の方が直に売っていたものらしい。ウィルス騒動で県外からの来訪も激減、ちょっとでも現金に……、という流れでの販売か、驚く程安かったという。

 カタチが揃わなくていいし、傷もあっていい。

 ありがたい。頂戴して酸味を味わう。

 

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               幾つか食べた後で写真パチリ

 

 小夏は白い毛布のような皮部分ごと食べちゃうという、やや不思議な果物だけど、食べつつ、小庭のレモンに思いを跳ばす。

 周りの植物が派手におごって、チッとも目立たないし、葉もパッションフルーツのように柔らかでない。どっちかといえばゴワっとした感触。

 ゴワゴワ葉っぱはさほど好みじゃないけど、ま~、いいや。今は育って大きくなって周りの植物に負けないくらいのサイズになるのを祈念するのみ。

 

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                    レモンはどこだ?

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      写真の中央、ここだ。周辺の伸びっぷりにヤヤ気後れしてるんじゃ~ないかしら。

 

 年々歳々、温暖化によるらしき、いわゆる激甚災害の厳しさに拍車がかかってる。

 ヒトの作った治水構造を越えて川が氾濫することたびたび。

 それでエライことになっているけど、川に住まう魚たちはどうしているんだろう?

 上流から下流への流れが尋常でない中、同じ場所にとどまっているとは思えず、急激な流れと増水に当然に流されているだろうとは考えられるけど、はたしてどれっくらい流されているのかしら?

 

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 2㎞とか4㎞でなく、数10㎞移動しちゃう場合もあるのかな? ネット配信の川の映像を見る限り、流れに対抗して踏ん張っていられるのは数分って〜ところだろう。

 となれば、土砂の流出と共に、上流部分では魚が一気にいなくなっているんじゃなかろうか?

 やむにやまれぬ流れ旅での故郷喪失……、魚の目線で思ってみるんだけど、さ~、どんなもんでしょう。

 おそらくは魚界でも被害甚大ということなのだろう、な。