タイトルの通り、ここ岡山は、今そういう状況。
すぐ近くのスポーツ広場は、早朝からゲートボールのジジババで賑わうけれど、閉めきられ、ワンちゃん連れたヒトがいる程度。誰ぁ~れもいないから飼い主はリードを外し、ワンちゃんハシャイで駈け廻る。
「なるほど、宣言下なのだね」
と、そんな光景を見遣って、ぼんやり思うんだった。
ヒトの流れをとにかく抑止するというのが目的なんだから、ジジババのお楽しみが奪われるコトになりはするが、ま~、しかたない。
一方でそのスポーツ広場の側面では、祇園用水の末端というべき水路をば、たえず水が流れてる。コロナウイルスがお水に溶けて活性化するようなモノでなくて、よかった。
明日、個人的には、1回目のワクチンを注射される。
副作用の事も含め、なにかと不安ながら、ま~、これもしゃ~ない。流れのまま……。
前回の記述を読んだジャズフェスのビシバシ事務局長が即行でモシモシくれて、
「1回目の予約が完了した時点で2回目の摂取日も決まるのよ。だから、そこは心配しなくともいいわよ」
彼女は医療関係者だから、そのあたりの知識豊富。
流れを教えてくれて、めちゃに、あ・り・が・た・かっ・た。
こういうモシモシは不安気分和らぎ、た・す・か・る。 激烈に感謝。
で、昨日、またモシモシもらい、
「ちょっと情報が違ってた……。岡山市の場合、個人医院等を含め、接種場所それぞれで2回目の対応にばらつきがあるようよ」
とのこと。
なるほどね~。薄らボンヤリとこの国の、急ごしらえな政策の実態がみえる。摂取される側もする側も、皆な、困惑の色が濃ゆいんだ。
と、それにしても……、よくよく流されっぱなしの1年越えでは、なかろうか。
緊急事態宣言下では、部活もダメで運動会もペケ。
一方で9週ほど経つと、国外から11万ものピープル(選手と関係者で8~9万・報道関係者が2~3万)を迎えて大運動会という逆流……。
こたびの急ごしらえの65歳オーバー向け接種(地域によっては75歳からで、これも丸投げ政策の歪み)も、詰めの甘さに煮やされるばかりで……、変テコな流れに翻弄されっぱなし。
宝島社の特大な新聞広告(11日の朝日や読売新聞などに掲載)も、そのあたりの消息を突いている。
このフレーズ、言い得て妙。
コロナ禍での、Do it yourself……。業者に頼らず自分で住まいのリフォーム中。なかなか面白いが、大変。
壁に石膏ボードを取りつける作業が、思ったよりハード。柱やら梁の合間の壁のサイズを測り、ボードをカットして取りつける工程。
仏間の壁は容易だったけど、階段部分がやたらに面倒。
台形やらやや三角形やらとカタチ色々な上にさほど広くないゆえ、工作しにくい。
面が大きいと自ずと石膏ボードもでかくなり、重いのもナンギ。
カットのたび、微細で大量の白い削りカスが出るんで、あたり白々。掃除も必需……。
せんい壁に薬剤塗布して下地を作った頃合いに映した写真
ボード取りつけ → ボード同士の隙間のパテ埋め → ヤスリがけて面を均一 、という流れのさなか。この後で壁紙を貼る。
という次第ゆえ、作業はチャチャッとは終わらない。
仏間は作業場と化し、仏壇もドア閉じて休業中……。
ま~、いいさ。
1日の作業は数時間ながら、いずれ確実に終わるし、なんせ「緊急事態宣言」のさなかだ、どこへも行けやしないんだから、ユルユル、悠々とやろう。
我が国政府は勇気をだしてオリンピック断念を「宣言」し、開催経費を各家庭に均等振り分け支給して、人流抑制と経済回転を考慮した、
「おうちにとどまる間に家をリフォームしようゴ~ゴ~計画」
とか、
「Go to Home キャンペーン」
とかな前向き政策をやるべしだと思ったりもするんだけどね~、
「捨てぃ・ホーム」
じゃないんだわよ、このさいは。
リフォームって、あんがいモロモロな道具が必要だし、素材も必要だし、けっこうな経済活性だよコレは。旅行やらモノ食ったりのただの消費じゃなく、文字通りに“建築的”消費でもあるしぃ……。
まっ、今の政府にゃ「馬の耳に念仏」か「耳に湯豆腐」、硬直しきって聞く耳もなしだろうけど、かつてこの国の政府は、戦艦大和を沖縄の砂浜に乗り上げさせ、そこで砲台として固定し、米軍撃退-本土防衛というメチャでアホ~なことをやろうとしたけど、なにやら今のオリンピック、その延長線のようなムボ~感が拭えないのがヨロシクない、なぁ。
ヨロシクはない、と判ってるはずなのに突き進んでしまう非建築構造が、ふ・し・ぎ。きっとこの国の政治実態は「途上国」なのだろう。