金木犀の花がジワジワ落花な今日この頃。
落花がはじまると後始末がメンド~じゃあるけど、しばし香気は味わえた。
イチバンによく咲いていた2週ほど前、マイ・マザ~の介護に訪れる介護士の1人が、
「あら何っ、この匂い?」
小庭で訝しみ、もう1人が、
「あなた知らんの? キンモクセイじゃがな」
会話してるのを愉しく眺めもした。
相前後して甚九郎稲荷に寄ってみると、本殿横でやはり金木犀が咲いてれら。
見栄えとしては我が宅の方が良さげだけど、ま~、そんなことはどうでもいい。
あんじたのは、拝殿右後方の大きな大きな杉が、枯れていること。
枯れつつなのか、枯れきってるのだか、判らないけど、数ヶ月前はこんなんじゃなかった……、何でや?
訝しむ。
後方はRSK新社屋の電波塔
てなコト書いてる内に、某夜の風雨。早朝眺めてみれば……。
雨後の庭池 はないちもんめ さっぱりワヤやと 人はいい
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私ったら、掛け布団は、綿がぎっしり詰まって重たいのを好むタチ。
昨今の軽量な羽毛やら羊毛の布団は、好まない。
むしろ、それじゃ眠れない。頼りなさ過ぎ。
チョイと身体に圧力がかかってる方が、グ~グ~眠れてグ~ッドgoodなアンバイだ。
なのでここ5年ほどは、さらに遡るコト20年ほど昔の、古めかしいデザインの、メチャに重い、綿がぎっしり詰まった掛け布団を愛用だ。
軽量な掛け布団では、悪夢を見がち……。一方、ヘビ~な重みある布団だと、ケッコ~な確率でおバカで楽しい夢を見ちゃう。
こういう習癖は、おかしいのだろか? ヤヤ変態か?
布団の重みがもたらす人への作用・影響というのは、あんがい、探索すべきテーマの1つなのかも知れない。NHKのチコちゃん風にいえば、
「ボ~っと寝てんじゃネ~よ!」
てな感触あり、だな。ま~、どうでもいいハナシですが。
ず~っと以前、8コマの漫画があって、8コマといっても1ページが1コマで、寝ている男だか女だか判別つかない人物が夜具にくるまって寝ているだけのを、読んだ記憶がある。
半開きになった口や、寝返りうって右から左、掛け布団からはみ出した片足……、それらの変化があるきりでいずれのコマも上からの俯瞰図。
で、最後の1コマに吹き出しがあって、
「1日、寝てる……」
と、書いてあるきりの漫画だった。
時間と、その推移と、怠惰な眠り、が妙に印象に残ってるけど、ガロだか何の漫画雑誌だったか、もはや判らない。
作者はきっと、何やら詩的な感触を描きたかったんだろう。寝具&ソン愚~グ~っ、て~感じだったか?
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数日前の講演時、しゃべってるさなか、とあるモノの部分の名が思いつかなくって、チョイとそこははしょって素通りさせた。
で、翌日だかにペラリペラリと『アレ何?大事典』をめくってたら、
何のこたぁ~ない呼称だったんで、
「ぁ、そ~」
昭和天皇のように表情動かさず、納得した。
この、けっして“大”ではなく軽やか過ぎなジテン、あんがいヤクにたつ。
ま~、もっともこの手の雑学入手の本としては、『6カ国語 大図典』という、『アレ何?大事典』の比ではない35000項目が網羅された“本格仕様”、しかも6カ国語対応でせまっちゃう、というのがあるんだけど、価格も1万を越え、いかんせん、でかく、メチャ重く、軽やかにめくって楽しむというにはヤヤ重厚過ぎ。
とはいえトワイエ、トリヴィアの泉、無造作に適当にページを開いてそこに載ってるイラストと部分呼称を眺めちゃ、
「ほ、ほ~」
納得してニッコリ笑顔にはなれるから、これまた手放せない本。
「座右の書」って表現には、なんだか1冊かせいぜい数冊の厳選っぽい感じがあるけど、な~に、そんなこたぁ無視ムシで虫唾がはしら〜、アレコレ恩恵おもえば持ってる本すべてオール……、座右の書なのだった。
ちなみに、座右があるなら座左もあってイイはずだが、ちゃ〜んとある。
座左の銘、といった表現がある。
右利き左利き両方に配慮してるんだろうな、きっと。