葬儀から1週間

 

 おととい夕刻、滝のようにアラレが降ったのには驚いたなぁ~。

 ちょうど下校時、自転車の中学生たちがグッショ濡れの雨アラレ。近頃の子供らは少々の雨じゃ傘もささないけど、さすがこれには顔を歪めてたなぁ。

 5分ほどで打ち止めになったけど、粒がでかいや、大きな音がしたわけだ。

 

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 マザ〜没して1週間。まったく、高速というか光速って感じ。

 アレありコレありで、ほぼ連日に訪問者もあって、何かと気ぜわしい。

 かといってオール・タイム忙しいワケもない。

 くわえて、過去10年ほどの、マザ~の様子を窺ったり、早朝3時だの7時頃のオシモの処置やらお食事などの日常化していた行事遂行のクセが、まだ抜けない。

 そういう時間が来ると、マザ~が気がかりになり……、次の瞬間、

「ぁ、もう、いなんだ」

 苦笑する。

 

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 壁紙を変えようと、先月20日の午後に始めた階段踊り場の作業。以後そのまま放置せざるをえなかったけど、2週間ぶり再開。

 

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 およそ15㎡の剥離に数日。格闘というホドでもないけど感触としてはそれが適語な作業。

 しっかり固着しているから広範囲はめくれず、チビチビ~チビチビ~と剥がしてった。アリの歩み。手がだるい。

 

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 ついでに壁のスイッチ取り替え。

 3路と片切。用途の違う2つのスイッチゆえ、電気工事に詳しいkosakaちゃんに密かに相談、適材とその加工方法を教えてもらっての作業。

 

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 下地処理に半日。

 乾燥した翌日にサンドペーパーで表面ならし。

 微粉末で着衣も床もマッキィ~ロ。こういうパウダー状のホコリ・ゴミがいちばんにヤッカイ。掃除機のフィルターが目詰まりするしぃ~。知らず踏んづけアチャコチャに足跡を残したりぃ~。雑巾必需。

 

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 壁紙屋本舗に発注した新たな壁紙は、30mのロール。

 重いので階下で必要分をカット。

 貼る。

 

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                 自己演出の足長カベガミ爺ぃ……

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 フチ周り処理にジョイントコークを塗布で終了。

 作業ついで、棚もホワイトに代える。

 

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 オフホワイトの壁。マッシロケで何もないのを、しばし愉しんだ後、油彩やらアクリルのタブローをかけ、ギャラリー化を演出。70年代の合田佐和子風に……。

 

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  1986年製のMacintosh Plusを添えてみたけど、ちょっと、そぐわんなぁ……。

 

 人造した空間というか、壁を、何かで埋めたいというのはニンゲンの癖なんだろなぁ。大昔の古墳もそれを物語ってる。

 

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 ついでに階段部分にもタブローをかける。

 

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 これで踊り場と階段付近の作業は終了したが、さて……、ふって沸いたように出現した空き部屋、1階のマザ~の部屋。

 既に介護ベッドや酸素の機器は介護業者さんが撤去してくれ、急場しのぎで和テーブルを置いている。

 

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                仏間からマザ〜の部屋をみる

 

 10年を超える歳月、マザ~が寝ていたから、畳も傷んで古ぼけ、壁も沁みが出て古ぼけ、あれこれ取っ替えなきゃいけない。

 いっそ畳を外し、床を大改装しようか……、面倒だけどなぁ……、などと茫漠と考えるも、どう使うか、確固としない。

 おびただしく増殖中の本の置き場にしようかとも思うけど、陽当たり良好な部屋ゆえ、なんぞ他の使用法があるような気がする。

 かといって、今度は当方が老後の渋茶をすする部屋というワケにもいかないでしょ、いきなりは。

 明快な目的がみいだせない。

 早めにマザ~の部屋だった痕跡を消去したい気持ちと、その逆の、相反する気持ちがオデコをぶつけあい、ユ~ラユラ揺れる今日この頃。

 ま~、それでいいのだ。「急がババ回れ」って云うじゃないか。

 予定外の師走だなぁ、と実感中。

 

 予定外といえば、オミクロン株もそうだな。御みくじロ~ンみたいなワケわかんない語感があって、それなりに馴染みよいけど、これ、どうなんだろ? 

 騒ぐほどではない変異じゃなかろうかしら、と予想するけど……、ま~、希望的観察だなコレは。

 コロナウイルスに匂いがあればイイのにね。

 10粒ほど揃うと独特なイヤ~な臭気を放って気づかせてくれるとか。悪性が増すほどに匂いもきつくなるとか……。

 ま~、そんな発想は陳腐ハナモゲラ、真に強靱なウィルスならきっとより静かに浸透してくるハズ。あなおそろしや。