昨日、年初め恒例、我が宅にKuyama夫妻がやって来て放談。
コロナ期の数年を除いて毎年の行事というか、当方、夫妻に会ってようやく正月から次のモードに入るというアンバイ……、かな。
近年はこの日のみ会っているという次第が多いから、織姫と牛飼いの七夕じゃ〜ないけれど、いささかなワクワク感もプラス。
岡山でのポタリーアートの第一人者と口径のでっかい望遠鏡で深遠な彼方の星雲を見ている、カッコ良きカップルの健勝っぷりにニッコリ。アレコレ話し、笑ったり、教わったり、顔しかめてナンギな政情を憂いたりする。

年に1度っきり私がケーキを食べるのが、この会合(苦笑)。ま〜、それだけめでたいというか何というか、アハハのハ。

昨年に八塔寺(備前市吉永町)でKuyama氏が撮影したM101銀河(おおくま座)。素晴らしい。
近年は天体観測の精密機器にも中国製が増し、しかも精度がズイブンに高いらしい。
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4日ほど前。強風の上に粉雪が舞う冷えた白昼、昨年に奈良方面に出向いた仲間6人での新年会。
年数回の小さな旅を数年続け、アチャコチャ出向いているけど、旅でなく白昼のBARに集合というのは初めて。
な~んとはなく新鮮。


BARのオーナー含めた女性陣が用意してくれた鍋料理を個々の皿に入れ、日本酒で乾杯。
鍋の熱い湯気と滋味。ゆるく帯を解いてリラックスするみたいな、良さげな昂揚。
ツカサちゃん日本酒吞むのがいそがしく、Kosakaちゃん鍋奉行でせわしない。
当方、ちょっと体調かんばしくなく途中で元気失い休憩したりだったけど、アレコレ美味かった。
この日、Eっちゃんが朝6時に起きだして京橋朝市に出向いて買ってきたサバのいぶし焼きみたいなのも旨かった。旭川河川敷の会場はあまりの強風にテント保持が難しく出店数は通常の半分ほどだったらしいけど、Eっちゃん、旨いモノを見つけたもんだ。

さて今年は、どこに行こうか、行くまいか。
パクパク・ポンポン舌鼓打ちながら、とりとめもなく話し、幾つかの候補地が上がったり下がったり。

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数年前、イオンシネマ岡南で『ハン・ソロ』を観たさいは、同行の柔道家に向けて、
「駄作だダサイだワッセわっせ」
「2度と観ないぞエンヤこらぁ」
などなど、悪態ついて侮罵したけど、なんだか少々ひっかかるようなトコロもあって、それがモヤ~っとつきまとってた。
それで、数年経った今頃にBlu-ray買って、モヤ〜の真相を探るべく見直してみるに……、
「あれ?」
ダメと思えた感じをいっそう深めてやろうとしたのに……、気分が変わった。


なるほど主役はハリソン・フォードとは似ない顔つきだけど、ハリソンのテーストを踏襲しようとの努力の痕跡が、映画館で接した時よりはるかに垣間見えた。役者もカメラ・アングルもハリソンのそれを追うべく努めてガンバッている。
くわえてこの役者さん独自のハン・ソロ味もジンワリ出そうとしていると見た。大勢が集うが緊張すべきなパーティ席でのちょっとした視線変更の滑稽味など、監督の演出とあいまって、ケッコ〜な味わい。
物語周辺の小道具の数々も、最初の3部作を踏まえ、きめ細かい。
若きランド・カルリシアンにふんした俳優が、リドリー・スコットの秀作『オデッセイ』のあの役者だったコトも判って、これもビックリ。

ビックリと共に、初見で彼を見逃していたコトを恥じ、好感度もアップだからゲンキンだぁ。

『スペース・オデッセイ』でのワン・シーン
ただし、初期のミレニアム・ファルコンがカッコよく眼に映えないという点は変わらずで、ハン・ソロがこの機体を溺愛する理由が不明瞭。 この印象は初見と変わらず。居住空間の大半が通路という構造が可笑しくもあり、ソロはその無駄っぽさに惚れたかとも勝手に思う。
けどやはり、映画というのは1回こっきりで判断しちゃ~いけないねぇ。
当方、好感した映画は何度も何度も見直すというのをヘキにしているけど、逆に云えば、初見時にダメと感じた映画は封印してしまい、印象をあらためたりしない。
これは悪い習癖と自覚する。
こたび『ハン・ソロ』再見で印象激変、好きな映画の1本に転じたのだから、なんだか少々こそばゆい。監督したロン・ハワードに申しワケない気分も湧いた。
思えば『アメリカン・グラフィティ』の頃から、彼はジョージ・ルーカスの仲間でもあって、ルーカスの嗜好を存分に判っているヒトだったと顧みた。
彼も役者達も、3部作を想定して映画創りに励んだであろうコトはメーキング映像を眺めて痛いホドによく判った。
ハデさはないけどドラマチックなラスト附近の描写にはシリーズ継続の期待を昂ぶらせる仕掛けが縦横にある。

興業収益が予想を下廻ったゆえに3部作計画は頓挫し、単品としての映画に成り下がったのは、気の毒センバンだ。
おそらくその3部作は、ダニエル・クレイグ演じた007シリーズ同様な愛した女性を喪失する悲哀とそこからの立ち直りといった作品となったろうとも予測して、つくづく、この頓挫を悲しむ。
……けど、ま~いいや。ダメ烙印を押しちゃった『ハン・ソロ』がポジション替えとなったコトは、喜ばしい。
ちなみにハリソン・フォードに似ていなくもない柔道家は12月末に退院し、この1月半ばまでは自宅療養。仕事復帰は下旬とのコトで、快方というか解放目前なのも喜ばしい。