隣家のさつきが綺麗なのだ。 白と紅みのある色合いが鮮烈で否応もなく吸い寄せられるように眼が釘付けられる。 記憶をまさぐってみると、このさつきは20年ばかり前には50センチにも満たない小さなもので、隣家のささやかな庭にあってもめだたないシロモノで…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。