Jules Verne

神秘の島 ~ネモの描き方~

『海底二万里』と、ネモの晩年が描かれる『神秘の島』。 どちらがよりたくさん映画化されたかというと、後者の方。 ドラマに仕立てやすいからだろうし、そも『海底二万里』はディズニーの名作があって、これを越えるにはJ・メイソン級のカリスマ的卓越の役者…

ネモ船長と海底都市

配給権を持ってる映画全部、大昔のものから最近作まで6000本ほど、DVDとしてホームユースに市販されていないものを、たった1本の注文でもオンデマンド、DVD-Rに焼いて個別対応で提供する米国ワーナー・ブラザース。 いわば川の底に埋もれた古鉄(しさん)を…

バットウォッチ 〜柱時計はいつ登場?〜

ほんの40〜50年ほど昔の居間だか寝間だかのどこかには、ほぼ確実に、柱時計がぶら下がっていて、これが、 「コチコチコチコチ…」 と、朝も昼も夜も音をたてていたもんだ。 「チッチッチッチッ…」 ではなくって、 「コチコチコチコチ…」 か、 「コッチコッチ…

燐光群-屋根裏

矢野顕子コンサート。憲法9条を柱にしたフォーク系コンサート。劇団燐光群の芝居。某公民館の講座。はたまた友人の父君の盆栽展。 週末のいろいろイベント。 けど身は1つ。イベント時刻に外せない用があったりする…。 という次第で天神山文化プラザにて燐…

2014年の年末

部屋の1部の改装工事終了。 整理ついでに僅かながら本も処分した。 やや埃っぽい空気を吸いすぎたか、風邪をひいた。インフルエンザじゃなかろうな… ハナがとまらない。喉も違和あり。 体調不良と知りつつ、片付けしたのがイケなかったか、熱で眼元がボ〜ッ…

ふじのひとあな 〜近い闇・遠い声〜

近頃はどんどん宅地化が進んでしまって、真夜中の水田を見たり感じたりすることが少なくなってしまったけど、それでもボクの場合で恐縮だけど…、生活圏の中、2箇所ばかりに田圃が残っていて、真夜中にBARからの帰還時、そばを通る。 周辺を住宅に取り囲まれ…

サバ缶太平楽 〜part.2〜

いつぞやこのブログでサバ缶を記して以後、お友達から缶詰を頂戴することが多くなった。 このたびも、福井〜京都方面をバイクで駆けたマ〜某エツ某天気予報コンビから、1缶、もらった。 こういう、日常みかけない缶をもらうと、ヒジョ〜に嬉しい。 わけても…

潜水艦を見にいく 〜海上篇〜

ラッセル・クロウが好演のピーター・ウェアー監督『マスター・アンド・コマンダー』は海洋映画として実にまったく秀逸で、帆船の狭い空間の中において高らかな規律を維持する凄みがよく伝わる。海の男は神経が太い線になってなきゃつとまらんぞと… こっそり思う…

潜水艦を見にいく 〜陸上篇〜

遠路。呉市に出向く。 目的は潜水艦の見学。 以前に出向いたのは大和ミュージアムがオープンした2005年だから、かれこれ9年ぶり。 この国で実物の潜水艦展示は『海上自衛隊呉資料館』のみなのだから、これが「てつのくじら館」なる愛称でオープンした2007年…

カズノコ食べたの誰ァ〜れ

いったい、どこのだれが、カズノコを今のように食べるヘキを見つけたんだろうか? 北方ではニシンはカドと呼ばれていたから、その子であるから"カドノコ"、粒が多いゆえ転じて"数の子"だけども、はっきり申して、ひどくうまいわけじゃない。 魯山人は『魯山…

サバ缶太平楽 part.2

仕事のアレがありコレがある上に、入院している89歳のマザーのオシメやら着替えやらを毎日病院に持っていかなきゃいけないから、1日がせわしい。 病院は近場じゃあるけど、それでも、何だかんだと行事をこなすと、出向いて戻ってくるまで3時間は費やす。 …

謎の海底サメ王国

メガマウス。 ビッグマックをメガ級にでかくしたカタチの、パソコン付属の外部入力デバイス… ノンワイヤーの光学式… であろうワケはない。 海に住まうサメの名。 とてもいかつい、幾度となく打たれまっくた挙げ句にカウント4あたりでユラ〜リ起き上がってニ…

ダイオウイカ・「深海-挑戦の歩みと驚異の生きものたち」

上野の国立科学博物館。 朝9時からオープンというのがありがたい。 なので早起き。 ホテルの朝食を、例によってドッチャリ食べる。温泉タマゴがあるのが嬉しい。コレステロール過多は気にせず複数を食べ… ニッコリ笑み浮かべて一服後、博物館に向かう。 そ…

朗読 〜耳で聴く〜

先日。ある朗読会に出向いて耳を傾ける。 年に2度くらいの割合で開催されて、早や14回目。 喫茶店が借り切られ、コーヒーとケーキもついてくる。 今回はちょっと時間が捻出できず、2部構成の後半部だけを聴くことになったけど、座るところがもうないという…

犬島でノンビリする

連休中の某日。 犬島に出向く。 連休だし、現代アート中心の瀬戸内国際芸術祭の期間でもあるから、ゆえに人も多いかしらと思ってたけど、多いかな〜、なんてもんじゃない。想定したより3倍くらい、多かった。 宝伝港と犬島をつなぐただ1隻の船あけぼの丸は…

3月の朝

ワケあって、髪の毛を脱色して、田舎のモンキーみたいな妙なアンバイなミテクレになって数日が経つ。 けども、同居して看病というかお世話しちゃってる87歳の我が母は、息子の頭髪(ほとんどないのだけど)の変容に気づかない。 食事を運び、茶を入れ替え、…

深海の銀色・大王イカ

「深海の超巨大イカ」 一部はすでにネット上の映像として見てはいたのだけども、NHKのスペシャル番組は迫力があって、愉しめた。 何より嬉しかったのは、巻頭でジュール・ヴェルヌのかの挿絵が登場したコトだったのだけど、この番組の前々日だかに、本ブログ…

12月9日・講演のご案内

きたる12月9日のサンデー。 午後2時より岡山市シティミュージアム(旧デジタルミュージアム)で講演します。 昨年に好評だった「知らない岡山」シリーズの第2弾。 今回は、明治の中頃に岡山の中心街にあった巨大なレジャーランドのお話。 ざっと120年ほど…

ドラゴン・タトゥーの女

数ヶ月前に、某ダイニング・バーのママが涼やかで綺麗な笑みを浮かべて、 「これをば見よ」 と、貸してくれたDVDをやっと観た。 なかなかに忙(せわ)しくって、2時間ほどの映画を観られる時間を捻出できなかったというか… ボクは映画はゼッタイ的に濃く集…

ハサミでチョキリにノリペタリ

10/1から1ヶ月、ミュージアムの展示物となる模型。 昨年に部分展示と講演を行った、明治時代の岡山にあった大型テーマパーク。 その全体模型が今回のワークなのだった。 明治という時代に、ディズニーランドというワケではないけれど、大掛かりなレジャー施…

8月のオリオン and ニール・アームストング

夜中の3時半頃に外に出て東の夜空を見ると、隣家の屋根のちょうど真上あたりに、オリオン座が登ってる。 この時刻の東空には金星と木星が燦然と輝いているから、オリオン座はまだ自分は主役ではない… といった感じで、やや弱い光輝で登ってる。 けれど、秋…

海底二万里と西部劇

近頃、DVDで西部劇を何本も観たのだった。 ハリウッド映画の"西部劇"は概ねで1860年から1890年代にかけてが話の中心だ。 1869年に南北を結ぶ大陸横断鉄道が敷かれ、白人族にとって未開であった北アメリカへの進出がはじまって… 先住民たるインディアンにとっ…

火星のノーチラス

四畳半に満たない菜園の諸々がおごって葉を茂らせると、お天気が気になってしかたない。ここ一週間ほどはず〜っと曇り空ゆえ、余計に気になる。が、それでも、トマトにナスにキュウリが実り、わけてもトマトは初めての経験でもあったから、最初の収穫時はい…

連休中の閑話休題

島根ではスルメイカが昨年の7分の1以下しか獲れないらしいし、ウナギも不漁が際立つそうだから… なにやら黒潮に異変があるのかしら? 今日で母が入院して2週間。 スーパーの鮮魚売り場でちょっと海を思い、地震を心配する。 病室から後楽園へ直行。 旧知…

初夏の海底

ノウチラス号にのり、初夏の海底を、和装で愉しんでみたいもんだ。 まるで必然のないシチュエーションながら、気分として、和服で海底にいるというのが面白い。 出来たら、沖縄の与那国島界隈の透明な海底がよい。 むろん、ノウチラス号はあくまでもネモの船…

ネモの食卓 〜タマゴ焼き〜

めがまうす510氏が、ノウチラス号内の握り寿司の記事にコメントをくださっていて、氏いわく、 「タマゴ焼きをオーダーしたい」 とのコトなのだった。 これにボクはしばし愉しい空想の時間を与えられて、口元がほころんだ。 「海底二万里」をお読みになった方…

ネモの食卓 〜牡蠣入りの一銭洋食〜

日曜の夜にライブに出向いたのは何だか久しぶりのよう。 城下公会堂での「taka -Wind of Legend Japan」。 アンコール曲が終わって拍手なりやまい刻限にボクは用あって退座したけども、鳥越啓介のコントラバスが実に素晴らしく感じられた。 客足少なしと聞い…

真冬の火星

朝の3時から4時の合間、ちょいと外に出てみると空気がよく冷えていて、おまけによく晴れてもいるから、星のつぶてが多々見える。 多々過ぎて、一瞬、わずかながらに知っている星座の判読が出来ず、なにやら他の遠い天体の地面から空を見上げたような、頼り…

小鰭はないけども…

またぞろ、ネモ船長のノーチラス号を思い浮かべる。 かの船内の食事は当然に海の幸の豊穣だ。 ヴェルヌが「海底二万里」を書いた頃には寿司はフランスになかったけども、今、ヴェルヌがいたら… きっと、船内の食のシーンではにぎり寿司も描いたろう… 採れた…

スティングレーからノーチラス…

この前からチビチビと観てる人形劇「スティングレイ」。 30代の頃だかに、子供対象のしょ〜もないものと決めつけて、この作品の次に登場の「サンダーバード」に傾注しちゃったもんだから、今までロクにチャンと観ていなかったのが… 今とっても悔やまれる。 …