Movie

〆鯖とファーストマン

思う程には皿が積み上がらないなぁ。かつては20皿くらいは楽勝だったよう思うけど、今年初の回転寿司……、12皿でもう充分なお腹に年齢を意識しないわけでない。 ラストオーダーは〆鯖とシャレてみても、気持ちはもうチョイ食べたいけど、お腹はも~イイも…

アイヒマンを追え 〜アラジン新たな冒険〜

Prime VideoやNetflixなんぞで気軽に映画に接することが出来るようになって恩恵も大きいけど、逆に、映画への付き合いが軽くなった。 利便甚大だけど、それに比例して映画の映画としての”価値”が、無料動画に類した所にまで下がってるような……、感触がなくは…

ボヘミアン・ラプソディ

正直をいうと、クイーンというバンドは好きでなかった。 彼らのデビューは1973年、ボクが大学生の頃。 好きでないどころか、ブリティッシュ・ロックの中でイチバンに嫌いというホドのポジションに置いたもんだった。 何が嫌いかといえば、も~、イチもニもな…

ディケンズの肖像

大阪での万国博覧会が決定し、喜んでる方も多々あろうけど、 「よしゃ~いいのに」 開催確定の報に、東京オリンピックが確定したさいと同様、とてもガッカリな気分を体内に充満させたのだった。 『いのち輝く未来社会のデザイン』というテーマ・フレーズが、…

明治お肉史 part.2

近藤勇が新選組の屯所で盛大に牛肉を喰っていたというのは、1つの定説というか、歴史の1コマと語られて、久しい。 彼が登場する映画を観ても、たとえば司馬遼太郎原作で昭和38年封切りの『新選組血風録 近藤勇』では近藤勇そのものの肉食シーンはないけど…

冷血

真備や倉敷方面がメチャになって以来、毎朝、我が宅の上空近くを自衛隊のヘリコプターが4〜5機、東から西へと飛んでいた。 どこかの基地から支援に出向いている。 夕刻の5時頃、今度は西から東へ戻っていく。 それが日にちを増すに連れ、少しづつ機数が減…

ハン・ソロとドリーム

『ハン・ソロ』は、ピカピカのミレニアム・ファルコンを見たいという思いが先行していたから、実際に映画館で接したら、拍子抜けを感じないわけでなかった。 晴れて一気に暑くなった日、単身で出向いたわけだけど、館内はボクの年齢に近っぽいオジサン1人が…

闇の奥

30年ぶりくらいに読み返す。むろん寝転んで。 以前もそうだったけど、1行1行に突起があって、ツルツル〜っとお蕎麦みたいに啜れない。持ってるのが、旧漢字が多い中野好夫訳の岩波バージョンなので、余計に。 けどま〜、結果として、そこがヨロシイのかと…

夕日あかく ~チキチキバンバン~

プロジェクターを使いだして早や3ヶ月。 マルとペケをまさぐりつつじゃあるけど、2重マルとして…、見馴染んだ映画に新鮮を吹き込む効用あり。 たとえば、『チキチキバンバン』。 小学6年か中学1年時、今はなき岡山グランド劇場で観た、我が映画体感ベス…

いまだから『2001』

吹田の「太陽の塔」。48年ぶりにレストアされ、内部公開がはじまって盛況のよう。感慨深い。 当時、高校1年だか2年。父親が高槻に宅を持っていたから(よ〜は別居してんのね)、春と夏の長い休みにそこを訪ねて根城にし、小学生の弟を連れては博覧会会場を…

相似ましては ~シャーロックから2001~

英語の幼児語ではママのことをマミー(mommy)というけど、同じ発音ながら1文字違えばマミー(mummy-ミイラ)になるのは、可笑しい。 そのマミー、マイ・マザーの94回目のバースデーを、弟夫妻に弟の子ら複数と祝う。 これがファイナルになるかもしれないし…

童話時代のうす明かりの中に ~J・エドガー~

もう7年も経っているの?…、と訝しむ。 3.11は、つい数日前のことのようにしか思えない。 揺れも波もなかった地域に住んでいるボクは当日の夕刻にTVニュースを眺め、夜は本行寺(蕃山町)という寺でのKazahaya君演出の芝居を観に出かけた。 しかしTV映像…

読む時間 ~イコライザー~

ひさびさ、国体町のカルチャーホテル。 瀟洒な庭というかグリーンがおごった塀を眺められる喫茶室の窓際で、午後の陽射しを外に感じつつ、 「おやま〜、もうそんなになりますかァ」 2年ぶりな方と打ち合わせ。 とある新規施設の企画サンプルとしての模型依…

日の名残り

本にしろDVDにしろ、時に…、買ったことを忘れてるというのがあるでしょ。 『日の名残り』が、そうだった。 かなり前、クリストファー・リーヴがなくなって(2004年没)、少し経ってから彼を思い、出演していた映画DVDを3本ばかし買ったのだったけど、その後…

映画画質 2

老いたるヒトを抱えると、な〜かなか外に出られませんなぁ、あれこれ拘束されて。 ボクの場合はマザ〜ですが、ま〜、しゃ〜ない。お元気で何よりと口元ほころばせるっきゃない。 同年齢なフレンズにも自宅介護の似通う境遇を自嘲してるのが多い。 高齢化がも…

映画画質

早や1月が終わりかけ。 ここ数年で1番に寒い1月でしたなっ、感触として。 過日、北風ピ〜プ〜冷たくふいてた午後。 駅前のビッグカメラ1階のTV売り場で、大型のそれらを眺めるにやたらに4K画質対応+HDR対応とかで…、ブルーレイ仕様の『ローグワン』と…

カッコ悪いのなんの 

今年イチバンの冷え込みっぽい本朝。東京界隈は1970年以来…、48年ぶりにマイナスの4度ということらしいけど、ここ岡山も冷えびえ〜。 その寒気寒風の凍てつきをものともせずにペダルを廻し、朝の9時、シティミュージアムのM前館長がバイシクルでやって来…

最後のジェダイ ~笑撃のブラ~

映画を唐揚げで例えるなら…、STAR WARSシリースの第1作たる『ニューホープ』はカラッと揚がったファーストフードとして上出来な逸品だったけど、回を増すごとにカラッ味減少、油が染み過ぎベタッと重たく、見終わると、胃がもたれるみたいなトコロがないワ…

関ヶ原

某日。 若い友人の結婚披露パーティ。 その司会進行役。 自分の立ち位置として我が年齢が増すたびに当然、こういうパーティは少なくなる。 4年だか5年前、今回主役の共通友人のアッコとタケシの披露パーティ司会で身につけたヘンテコなパーティ・グッズのチ…

NOH-能-BOY ~Part2 晩春~

小津安二郎の『晩春』(昭和24年作品)に、能のシーンがある。この映画が語られる時には、ほぼ必ずそこが言及される。 イチバンに怖いシーンといってよろしい。 能が怖いのではなく、主演の原節子の表情変化がとにかく素晴らしく…、ヘタなホラー映画よりはる…

駆込み女と駆出し男

この国では「政権」というコトバを使いたがる。 英語では、「Political Power」と書きくけコ。 けど、ホンバの英語圏では、どうもそう云わないらしい。 ただ、「Power」と記すらしい。 「Political Power」は日本発案の組み合わせ造語の類いで、じっさいはオ…

少年ロケット部隊

某放送局宛にと乞われ…、ほんの数日で提出出来ると思ってた書類作りに手間取ってしまった。 近頃は、1日で出来るコトは数日かけてヤレばよい、というスタンスでいるもんだから、そのクセがここでも出たかとも思ったけど、チョット違う。 アレも含め、コレも…

神秘の島 ~ネモの描き方~

『海底二万里』と、ネモの晩年が描かれる『神秘の島』。 どちらがよりたくさん映画化されたかというと、後者の方。 ドラマに仕立てやすいからだろうし、そも『海底二万里』はディズニーの名作があって、これを越えるにはJ・メイソン級のカリスマ的卓越の役者…

新聞の賞味期限 ~大統領の陰謀~

2週間ほど前だったか、カール・バーンスタインが何かのインタビューで、 「ジャーナリストの仕事はニクソン政権の時代より難しさを増している。自分たちが追求してきたような"入手し得る最大限の真実"への関心は低下し、多くの人は自分がすでに持っている考…

ローグ・ワン

この映画は暗い内容だけど、過去のスターウォーズ・サーガを凌駕するスペース・シップやらの物量的テンコ盛りな登場や、地表すぐそばまで降りたスター・デストロイヤーなど、絵として単純にオモシロかった。 そのDVDが届いたので早速に再見。 イオンシネマ岡山…

遊星王子 ~井山君のブギウギ・アコーディオン~

アマゾン・プライムで、若い梅宮辰夫が演じた、1959年の映画『遊星王子』2本を観て、あまりの面白さにメダマとノ〜テンが、ガチョ〜ンと悦んだ。 宇津井健主役の『スーパージャイアンツ』などともダブるケッタイな面白さ。 今やこのような映画は創れない…。 …

ここ最近 〜プリデスティネーション〜

1月終わり。2月が来る。 早いな〜。 ババ抜きトランプがイスラム圏7カ国からの入国禁止を指示し、あちゃこちゃで混乱が生じてるさなか、アベコベ総理が、 「コメント出来る立場にない」 だって…。耳を疑うね。 昨年8月末に亡くなったジーン・ワイルダーを…

博士と彼女のセオリー

鍋つつきつつ、土曜の講演の打ち合わせ。 冬は鍋だよ断然に。 こたびの講演では明治の建築物から60年代スペースエイジの頃のアポロ宇宙船などなど、複数の模型を持ち出さなきゃいけない。 面倒といえばメンド〜だけど、話すテーマが模型そのものなんだからシ…

利休 -1

今は、野上弥生子と書くけど、彼女が活きてらっしゃった頃は、彌生子と書いた。 ノガミ・ヤエコ。 『秀吉と利休』が出版されたのが1964年。彼女79歳の時。 それから25年経った1989年に『利休』という映画が撮られる。 監督は勅使河原浩。その原作が野上の『…

THE THING

『遊星よりの物体X』に『遊星からの物体X』…。 久々、3作品4本をジ〜〜ッと観賞しての感想。まずは1951年のハワード・ホークス監督の『遊星よりの物体X』。 現状では2種類のDVDが売られてる。 このIVCという会社から出てるのは、買ってはいけない。 ね…