土佐光信の絵

昨年末の講演「岡山木材史」の中で、余談バナシに中世の刃物事情と調理について、桃太郎伝承とからめて触れた。 主旋律としては、 「おじいさんが芝刈りに出かけた山は、誰の山なのか?」 という我が問いと共演の大塚氏の答えだったけど、中世初期では刃物は…

スペーススーツ

夏を迎えるこのシーズン、だいぶんとサマー・モードになったとはいえまだ油断出来ないところがあって、昼と夜の気温差を想うと、お出かけ時に着るものをチョイ考えなきゃならないのが、面倒といえばメンドウ。 白昼はよいとして、昼夜にまがたる外出となれば…

百花繚乱 2019

小庭の緑が濃くなり、鮮やかさに輪がかかり、花も満開。賑やかな饗宴にざわめいている。 連休辺りで賑わいに速度がついた。むろん草花に連休はなかったし令和の慶事も関係なし。 元号変更は実体として何かがリセットされたワケじゃないけど、季節の変わりは…

まごのて

最近100円ショップで「孫の手」を買ってエラク重宝してるのだけど、「孫の手」を発明したヒトは、「世界の偉人100人」に選んであげても良かアンベ~なのじゃあるまいか。 それっくらい威力絶大、かゆい所に手が届く逸品だ。ま~、文字通りにそう機能するのだ…

令和の初日

一昨日、祭日の柳川交差点界隈。 「たま大明神」が設置されたテラス真下空間での初めてのイベント。我が眼で見る平成ファイナルのライブシーン。 ステージのトリとして登場の、我が良き友の歌声が清々しい。 馴染んだ声に淡くなりつつも、けども雨の粒。おま…

神勝寺にいく

雨天となった日、福山の神勝寺に出向く。 1年ほど前、講演で御一緒いただいたN女子大の上田教授より、 「日本の建築家を1人あげるなら、藤森照信でしょう」 魅力を聞かされた。 その藤森作品の寺務所が神勝寺にあるのだった。それで気にはなっていたのだ…

庭池にネットをはる

前回に書いた通り、鳥害が疑わしい。 100円ショップの「鳥よけ」。植物用だけど2m✕2m、サイズが都合よい。 するとだね~、なんだか鳥そのものが庭にやって来なくなった……。 ゼロじゃないけど、数種が20数回来てたのが半分以下というアンバイになっちまった…

赤の光景 ノートルダム寺院

このシーズンになるとアチコチの庭先やら道路の境やら、生垣の紅色が眼にあざやか。 うちの生垣も数年前から、このベニカナメモチがおごる。レッドロビンという名でも呼ばれてる。 廉価だし、強くてよく育つし、なにより新芽が出るこの季節となれば紅色とい…

書棚うごかす

岡山神社の音楽祭。 今回は複数のオッ友達がステージにあがるので楽しみにしていたのだけども、しか~し、あいにくの雨模様。 屋外イベントを主催するヒトにとってお天気具合ほどヤッカイなものはありません。一喜一憂、決行か中止かの判断大いに同情致す処…

定家明月記私抄

前回の金魚譚を読んでくれた某ちゃんに、 「元号、嫌うほう?」 柔らかい問いをもらったけど、その逆です。あんがい好みにしてる。 なるほどたしかに、市役所やら警察署など、 「えっと……、今ナン年だっけ」 ジャズフェスの道路使用など申請時に窓口で躊躇し…

魚が出てきた日

月が変わり、一冬、およそ4ヶ月ほど放ったらかした庭池の水替えを実施。 オーバーフロー対策の機能はあるものの、浄化の仕組みがない池なので、手動でエッサホッサッと水を掻い出さなきゃいけない。 いつもなら3月半ばにこの作業を行ってたけど、今年は遅…

たま大明神

桑田町の岡山シティホテルでランチ。 スポーツだかの親善でやってきて同ホテルに宿泊してるのか、背にCHINAのロゴが入った揃いユニホーム10数名の小学生らの食事時間と重なり、その行儀の悪さに辟易しつつ、セッセと皿換え品変え、食べに食べる。 バイキング…

Spring has come

3年ほど使い続けた Mac pro を新たな Mac pro に交換。新たなといったって、ゴミ箱の筒みたいなあの応用性の悪いヤツでなく、旧型のモノ。 昨日まで使ってた Mac pro とて何の不具合もなく、本体交換の必然も実はなかったけど、我がコンピュータ環境のほぼ…

サバ缶 百花繚乱

何10年もさほど日の目やら脚光を浴びることなくお過ごしであったサバ缶たちが、いまやメチャな活気ワールド。新缶あいつぎ、乱世繚乱のせめぎあい。 価格抑制のためか、奇をてらったか、缶オープン部分が紙製になったモノも出て来て、ハチャメチャの賑わい。…

ミルキーソフトのキャラメル味

1ヶ月ほど前のことだけど、フジヤのミルキー・ソフトにキャラメル味というのが新登場で、これが珍しくも近場のスーパーに早々と入荷しており、買ってしまうのだった。 バターみたいにパンに塗るスプレッド。 すでに”普通”のミルキー味のものは販売され(こ…

中村兵衛 ~明治の作家~

S新聞社のS女史から連絡。 会わせたい人ありとのことで早速にお膳立て。某日午後、喫茶ダンケにて会合。 お会いしたのは、同社の社史編纂にたずさわるK氏。おしゃべりし情報交換したのは、明治~大正時代の1人の作家のこと。 中村兵衛、という。 国会図…

千利休 切腹と晩年の真実

知友の城井くんが東洋経済オンラインで大きく紹介されているので、後援気分でここでもチラッと紹介。 東洋経済の記事はコチラ。 何年か前、幕張でボクも乗っけてもらい、沿道の方々のビックリな視線が大変におもしろかったですニャ。バス停留所のヒトたちが…

LIFE! ~クリステン・ウィグ~

大きなお世話じゃあるけれど、ラミ・マレックは、これから苦労するのじゃないかしら。 演じた役に役者そのものが呑まれてしまう危険な感じをおぼえないでもない。『ボヘミアン・ラプソディ』で最高の称賛と誉れを得たものの、そこにはコダマみたいにフレディ…

はやぶさ2とピーター・トーク

先日22日。朝6時半頃にMacを起動させ、「はやぶさ2」の着陸実況配信を眺める。 思った以上にチカラの入った”番組”で、実況ゆえの醍醐味を感じた。 同居のマイ・マザ~へのモーニング・サービス時間と重なっていて、オシメ交換やら朝食をお出しした頃合いで…

影に仰天 ~火星年代記~

過日。The Recycleのライブ。 このバンドの溌剌を見るのは年に1度っきり。ニドサンドゥウィッチィじゃなくって年イチド~ッキリがドッキリ鮮度も保たれるって~もんだ。いいね。 スナザイル君のMCとボーカル。タケザイル君の確実なベース。動と静の佇まいが…

昔の寒い日々

先日の朝日新聞web版に下写真のようなタイトルの記事があって、ウムムッ、つまらなかった。 あくまでもライアン・ゴズリングの発言というインタビュー記述になってるけど、その部分「スマホより劣った技術で宇宙へ」をタイトルにしたところに、執筆者の感覚…

ファースト・マン

封切り初日に映画館のシートに座るのは久しぶり。いつ以来だろう? といって、とても楽しみにしていたから……、じゃない 本年が月着陸50周年だから、ワクワク……、でもない。 たまさか初日が都合がよかったという次第で、むしろ、この映画にはちょっと不安をお…

花戦さ 余談

前回記事で触れたムジンサイについて。 ムジンサイは無人斎と書く。 歌詠みの人でもあったから、これは号。正確には無人斎道有という。 本名は武田信虎。 かの武田信玄に追放された、その実の父親だ。(信虎43歳・信玄(晴信)は20歳の時の事件) 信玄は父を…

『Paul Smith』と『花戦さ』

日本の専売特許みたいに昨今しきりに用いられる「クール・ジャパン」は、労働党のトニー・ブレアが首相だった1997年から10年間に渡って彼のスーツを担当したポール・スミスたちの『クール・ブリタニア構想』がオリジナルだ。 (Cool Britannia - Creative In…

ミカン

ミカンの中に種が出て来るようになると、いつもきまって、チョイ淋しいようなシーズンのうつろいを意識させられる。 それが冬の終わりとイコールではないのが、心地よくない。 あいかわらす寒いのだから、もすこし冬味覚として食べていたいから。 歩いて3分…

〆鯖とファーストマン

思う程には皿が積み上がらないなぁ。かつては20皿くらいは楽勝だったよう思うけど、今年初の回転寿司……、12皿でもう充分なお腹に年齢を意識しないわけでない。 ラストオーダーは〆鯖とシャレてみても、気持ちはもうチョイ食べたいけど、お腹はも~イイも…

フライト

過日、夢で空を飛んだけど、これが喝采したくなるホド見事な飛びっぷりだったんで、目覚めてもしばしボンヤリ追想に耽るようなアンバイだった。 仙境めいたのどかな庭先に希林さんみたいなニコヤカな老女がいて、お手伝いさんがいて、2人と会話した後、「そ…

年始のお寺

S 君来訪。 お正月を実家のある福井で過ごし ての土産をば届けてくれる。こういう不意打ちはメチャ嬉しい。 岡山と福井は縁あるようで意外と希薄。こういう機会に福井を知るのはイイことだ。 ついぞ今まで知らなかったけど、「とろろ昆布」と「おぼろ昆布」…

スタート点描

元旦。朝5時44分に起き出し。コーヒーとシガレットで新年迎え。 7時頃より熱燗。8時頃より雑煮。 年間通じてテレビ放送は見ないけど、元旦のみ餅を食べつつ眺める。 群馬での「ニューイヤー駅伝」。 何を見てるかといえば、沿道。 ローソン、セブンイレブ…

年の瀬 〆鯖

1年の流れが、やたら早く感じるようになって早や数年。ついこの前に雑煮食べたぞ~、みたいな感がなくはない。 この短縮感覚は55歳くらいから萌芽するんかしら? IT系の私企業を営みつつ忙しない中で同窓会の幹事をやってくれてる小学校の同級生HORI君は、 …