Apollo

51年前の5月25日・スカイラブ2

我が友、丸山徹也の作品が『第80回記念現展』、さらに『日仏現代国際美術展』でも入選。 「現展」の方は、奨励賞&会友推挙ともなり、なんだか我が事みたいに嬉しやピ〜ヒャララ。 この先がいっそう愉しみというか、作家はいっそうのプレッシャ〜を味わうコ…

経年で傾ぐ

90年代初頭頃に、高額だったけどガンバって買った米国フランクリン・ミント社のアポロ13号の金属模型。 司令船と着陸船を結んで宙に浮かせたカタチの模型なのだけど、いかんせん無重力空間ではないのだから……、重力の影響を受けて久しい。 金属ゆえ重たい着陸…

月の祭

過日。グロスで大塚まさじのライブ。 もう5日経ってるけど、良い余韻が尾を引いている。5日経ってるから、もう書かなくていいかとも思ったけど、久しく味わってない良性な香気のようなもんが残り香めく漂うてるんで、自分宛のメモリーとして記しておく。 …

月は東に日は西へ

18日、水曜の午後8時よりの、山陽放送の番組『メッセージ』をお見逃しなく。 なんてね……。 まっ、これは番組に自分が出るんで……、自分宛の備忘的-記述。ローカルな話。 長時間取材され録画され、10日ほど前も追加の録音取材があったたけど、おそらく4分ほ…

ウィルスとアポロ時代の隔離室

過日、自転車で眼科通院中、左ふくらぎがゲキに痛たたた……。 複数個所の微細な筋肉断裂らしきで、この数日、今度は眼じゃなく足で難儀してる今日この頃。いわゆる「肉ばなれ」のヤヤひどいやつ。 メチャにペダルを廻したワケでもなく、何ででしょ? 眼の安静…

アポロ11

主要都市では既に7月、上映が終わってる。 それがやっと岡山にやってきた。とはいえ期間はわずか1週間だった。それも毎朝9時50分からの1回きり。 ま~、しかたない。 この上映館は好きでない。プログラムを工夫し、大手の映画館では上映されない作品を揃…

月着陸から50年

あれから、50年が経過したんですね。 早いようで短く、短いようで長いようでもありますが、感慨深いなぁ。人間にとって1番のハイライト・シーンであったことはマチガイないでしょう。 一方で、月面の静謐と裏腹、同時進行でもってベトナム戦争はいよいよ泥…

スペーススーツ

夏を迎えるこのシーズン、だいぶんとサマー・モードになったとはいえまだ油断出来ないところがあって、昼と夜の気温差を想うと、お出かけ時に着るものをチョイ考えなきゃならないのが、面倒といえばメンドウ。 白昼はよいとして、昼夜にまがたる外出となれば…

ファースト・マン

封切り初日に映画館のシートに座るのは久しぶり。いつ以来だろう? といって、とても楽しみにしていたから……、じゃない 本年が月着陸50周年だから、ワクワク……、でもない。 たまさか初日が都合がよかったという次第で、むしろ、この映画にはちょっと不安をお…

アラン・ビーン

数多くの宇宙飛行士の中、ダントツに好感をもっていたのが、アラン・ビーンだった。 昨日、体調を崩され亡くなった。 86歳。 ※ 1969年10月。アポロ12号を背景に記念撮影。右がビーン。source: NASA アポロ12号での月着陸とスカイラブ計画での活躍後は、…

なぜSW…

ジョン・ヤングが亡くなった。 享年87歳。 と書いても、ニール・ヤングは知ってるけど、誰? 概ねこの人物を知る人は少ない。 でも、ボクにはヒーローの1人だったから、 「また地上の星が消えた」 哀悼しつつ、寂しく思う。(没したのは5日) 彼は、ジェミニ…

多少修正

金曜の朝刊で再び「びわのみ文庫」模型を取り上げてくれ、とってもありがたいとは思うのだけど、若干、誤りがあるので… ここで修正しておきたい。 「びわのみ文庫」のコトではなく、模型仕事に関しての記述…。 アポロに関してのコメントに取り違えがある。 …

模型の修復 ~松平不昧のこと~

かまやつさんが亡くなったなァ…。あのニヤ〜っとした顔がよかったね。良い人生だったと思う。なんか感謝の気持ちが大きい。 さてと…。 1月のミュージアム講演で用立てたアポロ8号発射塔の模型。 築後すでに数年が経って、その間にはアチャコチャで展示され…

ノーマン・メイラーの「月にともる火」

怠惰を誘う終日の長雨。 某宇宙船の大型模型の改造作例作業を中断。書架を探る。おそらくいまどき、ノーマン・メイラーを読む人はない。 せいぜいが『裸者と死者』の文庫が版を重ねている程度で、そも、本が出ていないんじゃないかしら? 60年代頃には、アメ…

西方最大離角

朝4時頃から夜明けチョイ過ぎまで、東空で目立つ光点2つ。 金星と木星が隣接、眩いくらい輝いてる。 これはなかなか壮観というか、極上の宝石を眺める… って感じで豪奢を味わえる。 加えて多少の不思議もおぼえる。(右が金星-下写真ブレてますが) 金星は…

ショート・トラブル

とつぜん、3台のプリンターが動かない。 ローカルネットに異常アリとMacのシステム環境設定が示唆してくれるから、ソフト的な部分での不具合をまさぐった後、床の最下端の見えない所に這わせた諸々長さの違うラインを埃まみれになって辿って、いわゆる接続…

オリオンか、オラィオンか?

「プチ寄席」を断念して選挙に行った。 足腰不自由な人を連れなっての投票。予想以上に時間をくった。 夜になって… TVから流れる万歳の声。いい加減、それはもうやめたらいいのに。 全国の流れとはまったく別に沖縄のみが違う選択… そりゃ、あたりまえだろう…

遠い月

昨日の夕刻5時ちょい過ぎ頃。 近所のスーパーから撮った西南の空と三日月。 ボクが住まう場所は概ねで視界のどこかに山があるのだけども、このスーパーがある駐車場の一画は、かろうじて、山が見えない。 新幹線のラインが、その向こう側の夾雑物めくなゴチ…

MIB3 〜コルビークレーン〜

映画『メン・イン・ブラック 3』(以下MIB3と記すね)はウィル・スミス扮する"エージェント・J"が1969年7月にタイムトリップして若き"エージェント・K"に出会うという話で、娯楽作として、マ〜、面白い部類に入るんじゃなかろうかと思ってるけど、このシリーズの…

魔法瓶 〜ボンカレーと冥王星〜

魔法瓶。 今に思うに、この名はすごいね。 オリジナルの名は、Thermos Bottle。熱力学の応用だからサーモをちょっと変化させたってワケかな。 これが日本じゃ魔法瓶。 いい名だ。 今はもっと魔法めくな商品がなんぼでもあるんで、 「魔法ラーメン」 「魔法包…

宇宙からの脱出

会場で3Dメガネをかけて"立体映像"を眺め、ダイジェストじゃなくって本編1本丸ごと観たいぞ〜と感想を抱いた方も多いのじゃないかと思うけど、大阪での「サンダーバード博 in 阪神」終了。 年明け早々の某日は新幹線不通で観に出向いたものの… 帰れなくな…

小石を拾って

作業中の大型模型。 その一部のやや広い面積は岩で覆われる。そこをペーパーで再現とも考えたし、石膏でとも考えたけど、本物を使うのがより効果的と決め、それで、小石を拾いに近所の山裾をほっつき歩く。 自転車で数分、龍ノ口山の裾元の岩場というか宇野…

春景色

展示物としての紙の模型。 これの最大の注意点は、たぶん、熱だろうと思える。 物体が大きくなればなるほど、その比重も高くなる。 今、取り組んでる模型は1mほどの長さのものだけど、内部にLEDランプが入る。 それも22燈。 それも割合と狭い範囲での密閉空…

満月の早朝にステーキを平らげる

日曜の朝4時。 外はまだ真っ暗で沖天高くに真ん丸な月が光ってる。 あと数時間後に、自分は巨大なロケットの先端に乗って、そこへ向かう… という想定を念頭に描いて、アポロの時代をしのぶ。 この場合、肉を焼かねばいけない。 ステーキを食べなきゃいけな…

8月のオリオン and ニール・アームストング

夜中の3時半頃に外に出て東の夜空を見ると、隣家の屋根のちょうど真上あたりに、オリオン座が登ってる。 この時刻の東空には金星と木星が燦然と輝いているから、オリオン座はまだ自分は主役ではない… といった感じで、やや弱い光輝で登ってる。 けれど、秋…

火星の音

土曜に幻想庭園。翌日曜は関連のライブと…… こなして来たから今日は完全にオフと決めてた。 やらなきゃいけない事は積もってるけど、オフだ、オフだ。休日だ。 晴れるなら、夜には外に出て、流星の出現を願おうかとも考えたけど、残念ながら曇り。 数時間後…

火星のキュリオシティー

失敗するような気が強くして不安だったけども、無事に着陸をしたそうなので、 「ヤッホ〜!」 てなもんだ。 火星探査の「キュリオシティー」。 なんせ、大気が稀薄なのだから、大気によるブレーキは効かないワケで、それゆえに900Kgもの重いものを、どう柔ら…

JOE SPANO

ジョーというのか、ジョイというのか、よく判らないけども、この人がイイのだ。 Joe Spano。 1946年生まれというから、2012年現在で66歳。 「かっこいいなぁ!」 と、常々思ってる。 『アメリカングラフィティ』にも出てるけど、ボクが、 「おや!?」 と気づ…

金環日食に背を向ける

昨日の朝、多くの方々がヘンテコなメガネ越しに東の空を眺めたってワケなのだけども… なんだかマスコミが猛烈に騒ぎ過ぎたような気配が濃厚にあった金環日食。 ふだんなら意見が違う見解がトップページにおどる各新聞のネットのページは、昨日の早朝は皆、こ…

月の接近(スーパームーン)

普段、日常はチ〜ッとも思わないけど、いま通常よりも5万キロも接近してる月を眺めたり、竜巻で新築の鉄筋コンクリートの家が根こそぎ宙に舞った… というニュースに接すると、 「ホントに自然というのは強靱て途方もないなァ」 あらためて、畏怖させられる…