Tea

あれこれスケッチ

2ヶ月前の5月16日にホームセンターでスイカとメロンの苗を買い、鉢植えした。 それらがツルを伸ばし葉を茂らせて……、気づくとスイカが実りかけ。 アレヨあれよの勢い。 丸っこい実は、プックリし始めるや僅か5日ホドで一気にスイカらしい姿カタチになった…

よくある話

昨日の日曜は、プチパインにてREN IMOTO氏とDATE solo氏のライブ。 満席。甘いマスクの2人ゆえか8割が女性客。 前半はそれぞれソロのステージ。 ご両者とも、クールな拡がりとホットな深みが、波みたいにうねる。押し寄せる。引いてはまた寄せだす。 そこ…

天下の御意見番

昨日24日より30円も値上がって480円になっちまったビッグマックを頬ばり、ビール(発泡酒ですが)で流しこみながら、昔の東映映画を眺めるんだった。 30代の頃からマクドナルドに行けば、ビッグマック2つを買う。 いまだにこれが揺るがない。 ご飯の類いは…

たつの経由で姫路の もう1つの城へ

たつの市に向かい、イトメン本社の直売所に入る。訪ねるのは2回目。 岡山市内では売っていない同社のインスタント・ラーメンを買う。 イトメンの「チャンポンめん」に初めて接したのは高校生の頃で、以後50年ほど、ず~っと交際している。 ず~っと、といっ…

後楽園の昔

車屋さんのF氏がやって来たので、しばしカーポートで立ち話。 F氏は英国車を整備して30年のベテランだけども、 「電気の車社会になってしまえば今の整備士は絶滅種になるでしょうなぁ……」 嘆いてる次第ではなく、しゃ~ないコトだと時代の移ろいのコトを云…

日本再発見

明治神宮の創建以来守られ続けていた神宮の森。東京都はその一部を更地にし、再開発するらしい。 神宮の森の、その外苑にあたる場所らしいけど、100年以上前に植えられたモロモロであるのはマチガイない。 明治政府が設け、全国から集められ植樹された樹木。…

千利休 切腹と晩年の真実

知友の城井くんが東洋経済オンラインで大きく紹介されているので、後援気分でここでもチラッと紹介。 東洋経済の記事はコチラ。 何年か前、幕張でボクも乗っけてもらい、沿道の方々のビックリな視線が大変におもしろかったですニャ。バス停留所のヒトたちが…

いっぷく

Tea

お彼岸。坊さん来たりて仏前へ。 来なくていいとはツユっとも思わないが、先月のお盆法要とは間隔が狭いからね〜。 事前にハガキにて到来予告はあるし、だから、断っていい余地もあるけれど、そうも出来ない性質を帯びてるワケで。 仏教に興味を持ってる方じ…

旧家探訪

ありがたいお誘いに乗っかって、旭川沿い、出石町のN邸を訪問す。 旧知の仲間、新規な仲間、併せて9名。大所帯での訪問になってしまったけど、良いものを観た嬉しさ満杯。 大正前期に建てられ、戦火をくぐって今に残った旧家。 昭和20年6月の空襲で岡山神…

殿さんの茶の湯 part3

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近頃の"現代アート"な各種の催しと作品にボクはわりと辟易している方、だ。 わけても、空き地を利用のそれには"芸術ゴッコ"の感しか、受けない。 つい最近も、こんなのが天神山にポコンと置かれて、場にそぐわず、いっそ滑稽、いっそ醜悪を感じた。 場にそぐ…

殿さんの茶の湯 part2

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茶の湯の普及。仕掛けを造ったのは信長だ。 室町期の寺々でもって一気に萌芽し、同幕府歴代の将軍達を悦にいらせ、けどもあくまで嗜好的文化事象だったのを、パンにバターを塗って濃くみを増すよう…、政治事象に組み入れた。 無粋な田舎豪族の頭どもに、領土…

殿さんの茶の湯 part1

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大作『神国日本 解明への一試論』を書きあげ、小泉八雲と名を変えたラフカディオ・ハーンの日本在留期間と、茶の湯の衰退期は一致する。 だから彼の本には、どこにも(ボクが読んだ範疇で)お茶が出てこない。 急死なく、も少し長生きしていたら…、茶の復興を…

庭と茶室 ~重森三玲記念館~

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重森三玲が産まれ育った吉備中央町に、彼の庭園と茶室がある。 見学に出向く。 あえて最初に苦言を申せば、吉備中央町のオフィシャル・ホームページはよろしくない。 「重森三玲記念館」で独立したページを設け、一見判りやすいが、実はこれがトラップだ。 そ…

黄葉亭 ~日生方面にて~

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日生の、おそらく当地カキオコの店としてはイチバンに駐車スペースの広い、"ともひろ"でカキ増量のお好み焼き。 ぁあ、うまい。 しかし…、カキオコにビールは必需。 同行者の美味しそうなグラスを眼の前にこちらはドライバー、グッとガマンでノンアルコール…

模型の修復 ~松平不昧のこと~

かまやつさんが亡くなったなァ…。あのニヤ〜っとした顔がよかったね。良い人生だったと思う。なんか感謝の気持ちが大きい。 さてと…。 1月のミュージアム講演で用立てたアポロ8号発射塔の模型。 築後すでに数年が経って、その間にはアチャコチャで展示され…

ふくよかな耳たぶ

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児島の「旧野崎家住宅」に出向く。 この日たまさかにOH君のライブが重なってしまったのだけど、詮無きこと。不在恐縮ながら… で児島へ。江戸時代に干拓とそれに伴う製塩業で財をなした野崎家の、その邸宅。 敷地3000坪。 母屋の中座敷から向座敷までがザッ…

本能寺の変 …の変 ~火事場泥棒~

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茶の湯のことをオモシロがっている内、本能寺で足止めをくらう。 誰もが知る「本能寺の変」。 けども知らないコトもまた、多。 興味の本スジが「信長VS光秀・どうして?」に絞られ過ぎて、そこからこぼれた史実が、埋もれぎみ。 なぜ、その日、信長は京都に…

抹茶に連想されるまま

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土曜の山陽新聞朝刊に載ってるボクの顔写真は、お爺さんのようで… いただけない。記事になるのはありがたいけど、締まりなく笑い、なんだか模型愛好の好々爺という風情。赤裸を晒して、哀しい気がしないではない。 ま〜、しゃ〜ない。 実際、お爺さんの年齢…

茶の本

いつものことながら、イベントが終わると軽度なエアポケットを味わう。 さらなる模型というか、製作途上で中断しているのも有るんで、気にはなるんだけど、ま〜、あと少し、ここ2〜3日はボンヤリしちゃえ… と甘誘に浸透されるまま、何本か連続でDVDで映画…

一期一会集

昨年の手術いらい初めての、強い眼精疲労。眼の周辺に発熱をおぼえ、ボワワ〜ンと視界が澱む。翌朝、眼科に出向いて診てもらうに、 「年齢の許容を越える酷使…」と、ま〜、予想通りな回答。模型の細かいパーツ組みが、このボワワ〜ンをもたらしてる。けども…

分福茶釜

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前回「ずいずいずっころばし」を持ち出したから、茶バナシつながりで、今回は「分福茶釜」に眼を向ける。 これまた誰もが知る騒動談。 このストーリーを広く頒布し確定的にしたのは、明治の作家、巖谷小波が編んだ「日本昔噺」叢書の第11篇『分福茶釜』だっ…

利休 -4 ~茶壺道中~

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金曜。 某模型たずさえ会合。 新資料が提出されて、若干の修正を施すことに。 面倒このうえないけど、嬉しい展開となって胸をなでおろす。 土曜。 OH君のライブのヘルプ。 開演3時間前、照明のテストと同時にステージ上ではS氏がピアノ調律。 あんがいボク…

利休 -3 ~後楽園と三猿斉~

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先週より… 与えられた資料を元手に模型化のための作図にはげむ。 充分な資料でない。部分はあっても全体が見えない。なので格闘中といっても、いい。 とりいそぎで今週末には、"初稿"を見せなきゃいけない。 かなりナンギしてるけど、それはそれ、これはこれ…

利休 -2

過日、ルネスホールでのライブ。 ゆるやかで穏やかな学習発表会みたいな感もあったけど、悪くなかった。 出演者の1人とは10数年ぶり。おひさしぶりな再会。 彼女の中の10数年とボクの中の10数年を思わずにいられない。 一期一会が明滅。 水曜の夜。 岡山市…

利休 -1

今は、野上弥生子と書くけど、彼女が活きてらっしゃった頃は、彌生子と書いた。 ノガミ・ヤエコ。 『秀吉と利休』が出版されたのが1964年。彼女79歳の時。 それから25年経った1989年に『利休』という映画が撮られる。 監督は勅使河原浩。その原作が野上の『…