Movie

ひさびさ『モスラ』

昨日、四十九日の法要と納骨。 葬儀以後、仏間の仏壇横に祭壇が設けられていたけど、納骨済んでそれが片付けられ、マザ~はカタチとして今度は仏壇の中へと移動した。 これで忌中が解除され、今日から1年は喪中というカタチになる。 むろん、仏式世界観での…

12月の映画よもやま -マトリックスとYouTube-

土曜午後、封切り2日めの『マトリックス レザレクションズ』をメルパ岡山で観る。 実のところ、シリーズとしての『マトリックス』にさほど好感しているワケでもない。 第1作めは、もう22年が経過したものの、いまだ目映い光輝を放ってるけど、後の2作は、…

マザ~に感謝 + 11月の映画よもやま

マイ・マザ~、没す。 98歳。 要介護5。良いケアマネージャーや訪問介護の方々に恵まれていたものの、この前の月蝕の夜を境にヨロシクない状態におちてった。 満月やら月蝕のさいには死が近寄る、というようなハナシもありはするが、天体の引力作用と死生の…

10月の映画よもやま

28日。ルネスホールでの『One Heart Under Music 海野雅威』。 大勢の皆様にお越しいただいた中、ホールの高い天井に海野氏のピアノがこだました。 さぁ。こちらは、これからクラウドファンディングでご支援くださった方々用の特別映像の編集作業……。 撮影を…

9月の映画よもやま ~スザンナ・トンプソン~

コロナウィルスの感染。第5波が遠のき、さて次はいつ? という次第っぽいけど、今ひとつ判然としませんなぁ。 なぜ、波のような繰り返しとなるのか、感染者が増えたり減ったりする、その根本的なメカニズムが判んない。 ワクチン接種者の増加とか行動制限、…

8月の映画よもやま ~ヒルコ/妖怪ハンター~

朝の4時前頃に外に出ると、南東の空にオリオン座が昇ってる。 この冬の星座を歓迎するように、庭のどこかで鈴虫がないている。 ヒトが寝静まった夜中に、季節の変わり目ギアが動いてる。 不確定要素だらけの地表のドタバタに比し、天体は確実に運行し続けて…

7月の映画よもやま ~インクハートとバンドワゴン~

たとえば「人流」とか、あるいは「線状降雨帯」とか、馴染みなかった新語が出てくると、 「おっ、そう来たか……」 と、小さな不意打ちをくらったような感触をおぼえ、あらためて『ことば』というモノを意識させられる。 一見、「人流」はありそうだけど、昭和…

6月の映画よもやま

おととい、定例化している諸先生方とのzoom呑み会にて、Eっちゃんが贈ってくれたRSK山陽放送の例の放送部分録画およそ10分を“上映”。 モニター画面の中、諸氏の反応を直に見るのは、面白かった。 zoomを使っての「疑似呑み会」に当初は違和もあったけれど、…

TV & MOVIE 嵐電

3日前のテレビ……。岡山・香川エリアで見て下さった複数の方々より電話やらメールを頂戴し、なんともくすぐったいような感じ。 「バック・トゥ・ザ・フューチャーのドク博士風で良かったよ」 と感想したヒトもいたりで、いつもの我が友sunaちゃんを含め、画…

5月の映画よもやま

amazonがMGMを買収したというニュースを聞いて、 「いいのかなぁ?」 やや複雑な気分がなくはないのだった。 あれこれの買い物で恩恵はかなり大きいけれど、万人に向けての映画というものを、amazonの客のためだけの“モノ”にされても困ると危惧したワケで。 …

4月の映画よもやま

この1週間ほどで、ここ岡山もジワジワとウイルス感染が拡がって、ヨロシクない。 すでにワクチン接種予約票も頂戴しているけれど、さてさて、ワクチンの入手とて「希望的観測」に過ぎない状況。いずれ確実に……、ではあろうけど、現状じゃ印刷物に書かれた日…

3月の映画よもやま

3日前、4回目だか5回目だかのzoom呑み会。参加6名という賑やかでアッという間に2時間が過ぎてったけど、話を聞くに、やはりというか……、全国各自治体のゴミ処理場はメッチャ忙しいという。 誰もが自宅にいる機会が多くって、老いも若きもニワカ大工やら…

2月の映画よもやま

『あの夜、マイアミで』 2020 Amazon prime 黒人差別の問題を描く。舞台は1964年。カシアス・クレイ、フットボールの有名選手ジム・ブラウン、マルコムX、ゴスペル歌手サム・クックが、クレイのボクシング試合後に一同に介し、ケンケンガクガク話し合う。『…

レンジが

マックのハードディスクが復旧した翌朝、電子レンジが、 「ポンッ!」 乾いた音たてて、ウンともスンともいわなくなった。 もう何年も使ってたもの。ポンッ!はおそらく電源部が逝った音なんだろう。「壊れ連鎖」にガックリさせられるけど、コンピュータのよ…

1月の映画よもやま 

大停滞ながら、なぜか高速で過ぎてくようなこの1月。悶々が常態化しちゃって酸欠ぎみ。 岡山に亜公園が出来た明治25年(1892)、フランスのクーベルタンが近代オリンピックを提唱。国際オリンピック委員会、いわゆるIOCが設立され、4年後、アテネにて第1…

クリスマスのトナカイ

映画『かもめ食堂』には片桐はいりが精肉店に立ち寄るシーンがあって、店主が彼女に勧めるのがトナカイのお肉だった、ね~。 片桐扮したミドリさんは、おにぎりの具材として買う。 フィンランドではジビエではなく、定番の肉として扱われているようで、チョ…

ボイジャー・ヴィジャー・遠い声

先日の、はやぶさ2の分離カプセルを地球に導いたJAXAの仕事は、襟を正して一礼したいような快挙(はやぶさ2はまだ継続運用中だよ)だったけど、その背景には電波信号という確実かつ堅実な存在があってのコトだったろうねぇ。 電波は光の速度でもって伝搬す…

プロジェクト ブルーブック

ショーン・コネリーに初めて接したのは『史上最大の作戦』で、以後アレコレの作品。たえずそばにいるような感じ。 亡くなってもそこは変わらない。だから思い出という箱に収まらない。ベストな1本を選ぶというようなことはチョット難しい。 繰り返し観ること…

リスボンに誘われて 久々

4年半ぶりに『リスボンに誘われて』を観る。 先日に『ダンケルク』やらを買ったので、ノーラン作品のおさらいをしようと『プレステージ』(デヴィッド・ボウイがいいね)、『バットマン ビギンズ』、『ダークナイト』を連続で観、ジョーカーの狡猾にさすが…

久々に映画館 『TENET テネット』

過日、土曜の夕刻。メルパ岡山で『TENET テネット』を観る。 ウィルス騒動はじまって以来の、ひさしぶり映画館。 「どうもご無沙汰で~」 という感じで着座。 けど、客席には私ともう1人の観客のみ。 たった2人の深閑シアター。 『インセプション』の難解…

ダイコンと『用心棒』

ダイコンの季節になった。 密かに悦んでる。 ひどくダイコンが好きなワケでもないけど、嫌いであろうはずはない。 なんちゅ~ても、鍋なのだ。 派手さはないもののダイコンは脇役の重鎮。鍋全体を支える役どころといってイイ。 だからスーパーの店頭で白いダ…

残暑見舞い

緩みかけているとはいえ、まだまだ暑い日中。 黒澤明の『野良犬』は戦争が終わって4年後の1949年作品。ねっとりした暑熱で熟れきった映画だった。 巻頭のバスの中、濃密度な暑さ ↓。 次いで追走シーンのまだまだ焼け跡の白っぽい町並み。街路樹もなく(空襲…

耳なし芳一のはなし

展示中の模型に不具合ありとの連絡で、補修のためシティミュージアムへ。 ウィルス騒動で客足はまだまだ戻っていない。人影とってもまばら。ならば都合良し、大きなショーケースの側面ドアを開け、展示室でそのまま作業。 しかし、一部分は修復より作り直し…

ドラキュラ (1979)

久々、K歯科を受診。 何もなければ2ヶ月ほど前に出向いてたハズだけど、白内障手術に次いでウィルス騒動……。 タイミングが悪い。 ともあれ、 「や~や~久しぶり」 口をあけ、しばし我慢の検診。 またチョイと通院となるけど、しかたない。 K氏も子供の頃…

水槽掃除

前々回に庭池と岡山城郭の堀の汚れについて記したけど、今度は、室内水槽について。 これとて、汚れますがな。 3週間ほど放置すると、フィルターやら温度調整のヒーターやガラス面やらに、緑がかったコケが生じ、なんとも落ち着かないうらぶれた様相になる…

スペーストラッカー

続く右往左往。 自粛要請は緩和されつつも、状況好転、とは云い難い。 くわえて、ろくな具体策提出できずのリーダーの、信仰めいた情緒発言が大黒柱じゃ〜、安堵できない。 愚鈍豚足政治がもたらす中央と地方のギャップと、虚実ごった煮の報道と、なにより怖…

カート・ヴォネガット2本立て

前回のブログを書いた頃に、Mac Proがメチャに不調になってた。 修復に時間と経費がかかる公算が大きく、修理は断念。 過去何度かの不具合は本体設置場所(半地下で床置きで湿気含有が高いと思われるコンクリート壁ぎわ)が元凶かもと考察し、床置きでないタ…

稗田礼二郎のフィールドノートより

ウィルス騒動が全国区になってからというもの、何だか時間の経過がのろい。 いつも時間が高速でとっとと過ぎてく思いでいたから、いささか妙。 要は、停滞を肌が感じとってるワケだ。 だから必然に時間が遅々・チチっと遅いと感じちゃう。 1つには、ミュー…

週末ダラダラ

ウィルス騒動のさなかで植樹したリスボン・レモンは、葉が萎れるような兆候もなく、根下ろし初期段階としてホボ順調のように、見える。 すぐそばに、抜き取ったユスラウメの木の根っこ部分をあえて置き、日々、両者をチラリと眺めてる。 ユスラウメのその太…

キムタク大会

過日の週末、某BARにてY先生と合流。アレコレ歓談。同氏が『ネモ船長と海底都市』という激レア映画に言及したのでビックラこいた。 観る人少ない同作は以前にココで触れてるけど、思いがけないところに同好者がいたのに面食らうやら嬉しくなるやらで、アラ…