12月9日・講演のご案内


きたる12月9日のサンデー。
午後2時より岡山市シティミュージアム(旧デジタルミュージアム)で講演します。
昨年に好評だった「知らない岡山」シリーズの第2弾。
今回は、明治の中頃に岡山の中心街にあった巨大なレジャーランドのお話。
ざっと120年ほど昔の話なのだけども、あんがい資料がない…。
その乏しき資料を集めに集め、仲間と一緒にテッテ的に考察を加え、
「きっと、こうだったに違いない」
との結論をば報告するというカタチになりましょうか。
例によって複数の模型も展示します。
まったくもって全国的な話じゃ〜なくって、岡山という一地域の話ながら、調べてまとめていく内に、その一地域にも中央の政治状況が色濃く反映してたって〜コトも判ってきたりもする講演。
電気ガス水道といったインフラがまだ完備もされない時代ながら、思いっきり元気のいい若者達が多々いて、その人達がアレコレと画策して街の文化を紡いでく姿は、なんだか今と変わらない。
いや、むしろ… 今の方がチョット… 規模が小さくなってるような… そんな感触もある活きある明治の無名の若者達。
120年前の何人かの人物と幾つかの建物を紹介しちゃって、チョイと明治から元気を貰おうとの企て。
こたびは入場料が300円。
開場は午後1時半。
近隣の方は、お越しくださいね。
実は、この120年ほど昔には、ジュール・ヴェルヌの翻訳が怒濤のように出版されてた時代。
英国人作家と紹介されたり、いささか手荒い部分もあるけれど、ヴェルヌは大ブーム。
そこから派生した、例えば「海底軍艦」シリーズとか… 話してオモロク聞いてワクワクな部分などなど… は、今回は割愛。
それは来年度の講演でやるとして、ともあれ明治の巨大なレジャーランド・亜公園。
7層の8角形展望タワーと周辺の施設の配置から導かれた秘められたテーマについてを中心に、岡山の皆さんにチョイとお話をば。