雪雲の上に月

岡山市に住まう人は皆な、
「こんなコトはじめてよね〜」
と、空をあおぐ
ほぼ6週連続で週末に雪が降ったのだから無理もない。
温暖化のこれは裏返し的な影響かしら? と訝しむ声もでる。
今朝(2/24の日曜)の4時。
そんな雪景色の中を自転車で駈けた。
駈けたといっても、恐々おそるおそるにペダルを踏む。
雪景色とはいえ2〜3ミリ積もっているに過ぎないのだけど、気温が低いもんだから凍りはじめている。
そこを自転車で行くのはケッコ〜怖い。
凍りはじめゆえ、そうやって自転車に乗れるワケで、これが本格に凍結しちゃうととてものコト、乗ったりは出来ないよ。
後楽園(日本三大名園の一つね)の正門前に鶴見橋という橋がある。
朝の4時だ。
そこの広い歩道。
新聞配達の方か誰かは知らないけれど、すでにこの時間、歩道上の雪の上に自転車の跡がある。

轍(わだち)というか、航跡(アテジなり)を見るに、白一面の歩道通行を愉しんだと思われる。
誰も踏んづけていない白色に自分の痕跡をつけてくのは、そら〜、愉しいもんだわい。
というワケで、誰も踏んでない一直線な道路ってないかしらと寒さにかじかみつつペダルを踏み進めたら、あった、あった。
百間川(ひゃっけんがわ)にかかる、その名も百間川橋の歩道が手付かずだ。
なんだか嬉しい。
その白一色の上に我が自転車を乗せ、踏み進めて後方にラインを残してく。
見上げると、薄い雪雲の彼方に月がかかってた。
だから、もうこれ以上には降らないなと、月をみて了解できて、いささか淋しくもあるのだけど、雪と月のとりあわせの妙味がいい。
一句浮かびそうながら・・ 寒いので五・七・五の七あたりの語句がまとまらない。
ともあれ、ここ岡山市でのこの連続の雪はちょっとおかしい。
雪やこんこんと浮かれてちゃアカン感じの異変の兆しも少し感じちゃったりする。
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本日は東京ビッグサイトワンダーフェスティバル
ここ岡山でちょっとした会合があって東京には出向けないけど、ウチのキットが並んでるはず。
さきほど会場のT模型のH氏に電話したら、
「好評ですよ」
とのコト。
ホッとした。
前夜の連絡で会場宛に送付した完成品の台座が大きく損傷しているとのコトゆえ、いささか不安だったのだけれども、H氏やY氏やN氏やらケンケン君が修復して展示にこぎつけてくれた様子。
ありがたや〜〜。 (o^_^o)