Siri



またぞろサーバが落っこちた。
もうイイ加減… 完全リニューアルしないとダメと判ってはいるのだけども面倒ゆえ伸ばしに伸ばしていて、このていたらく。
落ちると当然にメールの送受信が出来なくなるからヒジョ〜に困る。
困るのだけど、悪いコトに… なんだかセワシナクッてここ数日は変な時間に寝て変な時間に起きて作業していて、修復にかかれない。
おまけに、予約の殺到でもっともっと時間がかかると思ってた新しいiPhoneが届いたりするんで、修復作業がアト廻しになるどころか、仕事そのものが停滞する…。
お手元に届いた以上、見て触りたい。
音声認識のSiriがいかなものかと、何はさておき試したいじゃないか。
そんなワケで試した。
まだ日本語には対応してくれてないけど、面白い。
ヘロ〜といえば、ヘロ〜と応える。
名を問うと、チャンとマイネ〜ムシリ〜だ。
ボクがいる場所をショボな英語で問うたら、全然場所が違う米国のどこかの地図を出してきた。
Siriが悪いのではなく、ボクのイングリッシュがOKAYAMAを伝えていないらしい…。
ボクの発音はそのままテキストとして出てくるのだけど、ぜんぜんOKAYAMAでない…。
数回繰り返すと、ソリ〜アイド〜ントアンダ〜スタンドと申される。
面白い。
もっともっと、このSiriがニュースやらで伝えられるかしらと思ったけど、ぜんぜん、そうでないのが不思議。
ただ一人、古くからのマックユーザーで高名なソフト会社を運営していた松田純一さんだけが、Siriのことを熱心に書いていらっしゃる。
さすがだ。
ボクも前回だかにSiriのことを書いたので、意見同じくする人があると、いささか嬉しくもある。
コンピュータの未来の入り口がSiriにはあるのでは… とボクは思っているから、今回… 買った。
と。それにしても、ボクはたぶんにiPhoneに関しては、そのカタチとしては初代のものを愛す。
あの手に馴染む背面の絶妙な丸みは繊細だった。
こんなもんでエエやろ、な感触のない秀逸にビックリしたもんだ。
筐体そのものを小さく見せる効能もあったし、何より機械キカイしていなかった。デザインがただの上っ張りでないコトを初代はよく物語ってた。
カタチとして初代のそれを100点とすれば、今の4や4Sは… 80点くらいなような感じがする。
でも、確かに速度は速いし、何より音声認識だ。
それはあくまでもナビとしての役割のもので、けっして恋愛相談にはのってこないけれども、これが発展していけば、数年後には相当に楽しいコトになろうかと思う。
前回にも記したけど、孤独な老人が夜中に一人、語りかければそれに応えてくれる装置。
悪くない。
そんな夢を見せてくれたのが、ジョブスだったとボクは感じる。