今年のジャズフェス終了


最終日。
はじまるや、メチャに気温が降下してスタッフTシャツ1枚でナンギしたけども、市の文化方面担当のKさんの奥方が、
「ね〜ね〜、これを」
と、小袋にはいったクッキーをくださった。
嬉しい。
何ぞ貰いたくてやってるイベントじゃないけども、洗われるような嬉しさが込み上がる。
ほんの僅かな数だからスタッフみんなに配るワケにいかないから、そばにいた数人にわけてスグにポリポリ。
ありがたい。

昼間、準備に追われる頃にはMちゃんがワンコ連れ、会場にやってきて、リンゴを切ったのを差し入れてくれた。
これは数もある。なので彼女が去ったあと、働く男性スタッフたち(いずれも軍手をつけてるんで)の口に一切れづつ、くわえさせたげた。
個々人にとって、わずか一切れだけども、その酸味と甘味がありがたい。
うち2人は、「もう一切れくれ〜」と申された。
クッキーも、リンゴも写真はない。
けども、いつか遠い日、
「あ〜、あの時、Mちゃんから届いたリンゴのかけらを山本にくわえさせられたよな〜」
男子スタッフたちの記憶の中に、リンゴの小片は永遠に刻まれるだろうと思う。
イベントをやって、後に残るのは、そんな小さな思い出だ。
小さいけど、大きい。

多謝。

※ 写真はMOMOちゃんのフリッカーページからの無断転用なり。