小庭で小1時間



室内で越冬させたパッションフルーツの鉢2つ。
もうダイジョウブであろうと、今年もまだ鉢ごと土に埋めた。
昨年、枝に付けたペコちゃんも色褪せせず、お元気で何より、これもそのままに外へ。
シーズンが終わると大幅に伐採し、土から掘り起こし、エッサホッサと室内に運び、冬は冬でこのパッションフルーツがために暖房を入れるという… なかなかの手間がかりながら、手間がかりゆえ、ま〜、オモシロイということも云えるワケで。




プランターにカボチャを植え、ツルが上に延びてくよう仕掛けてみる。
あえて地に這わせない… 試み。
うまくいくかどうか、不明。
それにしても、ボクはカボチャといえば、きまって馬車を連想する。
むろん、あの童話のそれだけど、硬い表皮を思うと、
「なるほど頑丈な馬車だな〜。座席のクッションはやはり黄色がヨロシイな〜」
などと、水をやりながら空想しちゃって、一人、ニタリ笑う。
時に、草間彌生的連鎖パターンはどうか… と思ってもみたけど、
「落ち着かん」
これは却下だろう。



早や、キュウリが採れてる。
しかし、キュウリの葉というのは、どうも愛せない。
葉というよりザラついた歯か舌を思わさせられ、じっさい、触ると痛いし、でかいし… 愛でる気力をおこさせない。
キュウリそのものも、バラほどでないにしろ、微細なトゲトゲで武装して、へたに触ると、
「ぁイタッ」
と不快にしてくれる。
キュウリめは、そうまでして何を守っているのかしら? と訝しむ。