来月ジャズフェス

 うまく事が運べば、来月2日と28日、ジャズのイベント開催だ。

 いま、その準備で何かとせわしない。

 

 『ちゅうぎんまえジャズナイト2021』

 10月2日 土曜  中国銀行本店前広場 無料

 第1部 15:00~16:00  出演:ハードバップ研究会

 第2部 17:00~18:00        出演:QuareGats(Latin Session feat. Yacel Sagarra)

                 ※ QuareGatsはカトレガッツと読みます

 詳細情報はこちら

 

 岡山国際音楽祭の一環として、今回で19回目となる『ちゅぎんまえジャズナイト』。

 昨年10月頃はコロナウィルスの性質がよく判っていなくって、やむなく中止したけど、今はやや性質が浮き彫りになっている。唾液飛沫による感染が主な要因と知れ、その対策をしっかり行えばイベント開催は可能。常滑市での大型イベントが悪しき例として喧伝され、野外での音楽イベントにきつい眼差しが注がれているけれど、全てをそれと同類と思わないでいただきたい。

 

 中銀前は、いつもなら18時あたりから21時にかけ飲食を伴うラフでフリーな環境でもってステージを楽しんでもらっていたのだけど、こたびは通りがかりで立ち見されるお客様を回避のため、あえて、お昼に変更。

 飲食ブースなし。お酒の持ち込み不可。ステージ前のお席も通常の半分以下……。

 あれこれ制約を設けた。むろんスタッフは全員ワクチン接種済み。

 

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                 ハードバップ研究会

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        QuareGats(Latin Session feat. Yacel Sagarra)

 

 制約ありのイベントなんて本来、つまんない

 けど、コロナ禍だ、しかたない。

 雨、それゆえカサを指すという次第。

 当日会場に来られない方にステージの様子をネット配信の予定だったけど、諸々な都合でこれも今回は、なし。(ただしまだ最終決定じゃないんで、実施の可能性もあります)

 諸条件が厳しい中ながら、開催し、音楽に包まれる喜びをば味わっていただきたい、

 どちらのバンドも今、関西圏で赤丸急上昇中の熱々。そのホットを岡山で味わっていただきたい。

 今回、QuareGats(カトレガッツ)のゲストとしてジャマイカの人、ヤエル・サガラYacel Sagarra)さんも参加予定だ。どんな歌声か……、必聴だよ。ルックスもスペシャルに良さげ、ネ。

 

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 「ちゅうぎんまえジャズナイト」は昨年でホントは19回目になり、こたびは20回目になるハズだった……。

 個人的なコトで恐縮だけど、もう20年、たずさわっきたワケだ。

 なのでこれを節目に、引退を考えていた。20周年でもって一歩下がり、以後は1ボランティア・スタッフとして、あるいは、観客席から“愉しませて”もらお~と思ってた。ロートルがいつまでも最前線じゃイベントそのものが老化するだろう。

 けど、それが1年伸びちゃった。

 いや、べつだん、今回この19回目をファイナルに引退したってイイのだけど、コロナと共に去るというのも嬉しくないコロなワケで。

 

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『ジャズと癒やしの夕べ One Heart Under Music

 海野雅威ジャズ&メッセージ』

 10月28日 木曜 開場18:00  開演19:00

 ルネスホール 前売り3500円 当日4000円

 詳細はこちら特設サイト

 

 岡山国際音楽祭とは関係なく、OJF(岡山ジャズフェスティバル実行委員会の略称)の単独イベント。

 海野雅威(うんの・ただたか)氏はニューヨークで活躍のピアニストだけど、昨年、アジア人に対するヘイト・クライムで重傷を負った。

 

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              事件を報じたNYの情報誌の一部

 

 地下鉄の暗がりで、

「おまえ、コロナ振りまく中国人だろ」

 ひどい暴力を受け、事後に発見され救急車で運ばれた……。ピアノマンとしての生命をたたれかけたけど、懸命に奮闘し、こたび復帰。

 その彼をあえて岡山に招く。

 復帰復活しようとする氏に声援したいんだ。

 と同時に、OJFも、復帰をこのイベントに託す……。

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 というのが、昨年まったくイベントを行えず、団体としてのOJFの維持が難しくなっているんだ。

 ベチャっといえば事務所家賃の捻出もできないワケで。

 基本の基本としてOJFは利益を出してく営利団体じゃない。音楽を通じて公共的文化に貢献したいと願って20年近く踏ん張ってきた非営利団体

 とはいえ自明ながら経費はかかる。行政とのコラボレーションではその事業に関して助成をいただけるけど、家賃やらの団体維持費は出ない。

 そこを埋めるべくイベントのたび飲食ブースなどを設け、生じた利益でもって家賃などの年間経費にあてていたんだけど、コロナ禍だ。

 なのでジリ貧。独自イベント開催でもってそこを何とか捻出したいという次第もある。

 だから、2重2層の“復活”という感じでもあるのだけど、ニューヨークでの悲劇を、激痛の苦悶から懸命に抜け出している海野雅威氏を声援し、かつ直にお会いしたいとの願望もまた濃ゆい。あえて彼が味わった痛苦を共有したい。泥水に沈んだ茎から蓮は花を開く。その花の光彩を皆さんと共に見たいんだ……。

 

 そういう次第もあり、初めてクラウドファンディングも利用する。

 会場に来られなくとも、このイベント企画に賛同してくださるなら、1000円からの支援金も可能……。

 クラウドファンディングでの詳細は下記へ。後日に動画配信も予定だ。

 

 

 OJFは、地方都市岡山での音楽シーンを導く……、というような大それた気分など毛頭ない。ミュージック・カルチャーをクリエィトしてます~、なんてぇ横文字エエカッコも好まない。

 あるのは常にそよ風みたいな爽やかさを送り出すコト。

 そう書いてしまうと、空気洗浄機みたいでツマンナイけど、1種の空調機としてOJFが機能していけるなら本望とも思ってる。

 ご支援とご賛同の程を願うかぎりです。

 

 繰り返すようでこれまた恐縮だけど、OJFの運営においてはスタッフ全員、誰も1円も私腹を肥やさない。給料も日給もない。

 たずさわったからといって誰も出世しない。イベント時、お弁当1つ無償で提供しない。スタッフがパクパクしちゃえるワケでない。あくまで手弁当……。

 ま~、お弁当に関しては悩ましく思えるコトもあり、せめてそれっくらいの支給をすべきという気分もなくはない。が、実現できない。ミュージシャンやステージ環境にちょっとでもお金を廻したいから、結局、スタッフお弁当まで手が廻らない。なので東京オリンピックでスタッフ用お弁当が何万食も廃棄されたというのを聞いたさいには、ズサンな運営に煮えるような思いにさせられた……。

 ボランティアというカタチの根幹をどう意識し、どう定義するのか、20年もやってきて未だによく判らないトコロもあるにはあるんだけど、ともあれ、日常ではほぼまったく交流のないスタッフがイベント当日うち揃い、チカラをあわせてミュージシャンを観客席の皆様にご披露できるのは、とにかく嬉しい次第。ゼニカネじゃ~ないのよ。

 けど一方、事務所とかの経費は支出として常にあるワケでもあって、そこの整合性がこたびのコロナ禍が崩したワケだね。

 だからやむなくもクラウドファンディングといった新たな形態に一縷の希望を託すというようなアンバイなのにゃ。

 ま~、グダグダいうまい。

「May the force be with you」

 かの『スターウォーズ』の名フレーズ、“フォースと共にあらん事を”をもじって云えば、

「良き音楽と共にあらん事を」

 という次第になるのでしょう。

 ヨーダレイア姫やハン・ソロたち同様、OJFも少数スタッフでグァンバッておりやす。

 ど・う・か・よ・ろ・し・く・お・ね・が・い・し・ま・す