ガシャガシャ、ガチャガチャ、ガチャポンなどと呼称アレコレなカプセルトーイ。
ヤマザキパンのミニチュアまで出てるのにゃ……、たまげた。
既に全国じゃ完売状態らしいけど、Wakame Mizumichiちゃんより「まだ売ってる場所あり」との情報をもらい、
「なんだ、うちから近いじゃん」
出かけてみるも、一歩遅し。売り切れなのだった。
何故にわざわざ出向いたかというと、1つには、ま~、当方、ごくごく密かにヤマザキのパンが好きだからというコトもあるけど、
「そんなモノ、何で模型に?」
という不可思議、キツネに化かされ、お尻にキスされたようなヘンな気分の実体を、このメダマでしかと見て確かめたかったワケだ。
まっ、とはいえ、その気になれば何だってミニチュアには出来るんで、むしろ不思議の正体は、
「こんなモノ、何で買うの?」
と言い換えた方がヨサゲ。
カプセルは1ケ400円。
本物のパンはそこいらのスーパーで1ケ170円程度なんだから、似せた模型の方がグッと高いわけだ。
にも関わらず、売れてるのは、そのミニチュア・トーイが可笑しいからだろうか?
現代アートっぽい、コンセプチュアル感覚(アイデアの面白みという意味で)があるからだろうか?
と、そんなことを思いつつ、紹介された高屋(地名です)の某マルナカ2Fで大きなスペースを占めているガシャガシャ・コーナーに圧倒(もう何十年もこういうアミューズメントな場所に足を踏み入れたコトがないんで)され……、
「何じゃろね、この膨大は?」
百花繚乱、呆気にとられるまま、ヤマザキパンのミニチュアじゃ~ない別カプセルに眼がとまり、ポッケから400円……。
そうか、売れるワケだ。
エスカレーターで1Fに降りると、眼の前に、各種ご当地ラーメンの山積み……。
品名がゼツミョウなのがあって、
「あららっ」
つい、1000円で買った。
パッケージに、かの番組のラストでいつも出てくる黒いシルエットとなった家のマークがプリントされてたりで、著作権に抵触しない範疇での、「判るヒトには判ってもらえる」っぽい豚骨ならぬ反骨の諧謔があって~ぇ、と妙な納得もあったりぃ~。
ぁぁぁ、でも、こういうのもやはり、無駄な消費というんだろか?
ヤマザキパンのミニチュアを見るコトかなわずだった腹いせに、代用として買っちまったような気がしないでもない。
ま、いいか。
いずれこの黒いラーメンは体内にはいるんだから、それでコトをばイイ方向というか、EATというか、胃の腑におさめて得心しよう。