連休と豆ごはん

 

 連休だ。

 といって、べつだん、自分にはほとんど影響ない連打。

 29歳で独立自営の細道に入っていらい、祭日も日曜もさほど関係なしの生活を続けているゆえ、キャ~バタバタって~、嬉しい悲鳴っぽいホリデー・フィーバーは体内にないんだった。

 でも、周辺のお友達、律儀に会社に勤めてる友達からすれば、タマの休みでヤレ嬉しや and 安堵というコトでお布団に入って、足バタバタさせちゃうほど嬉しい~~、というようなのが5月の連休って~もんだ。

 一括りに判別しちゃ~いけないけども、会社勤めと自営とでは、連休というカタチによる色や匂いや景観は、かなり、違うんだ。

 

 ま~、それはどうでもヨロシイ。

 連休ウンヌンと直接に関係しないけど、この2年ほどのコロナ禍で、自分がすっかり出不精になっちゃったコトは……、これは確かだ。

 夜毎、呑みに出るという慣習が奪われ、そ~なると……、運動しない肉体が衰えるのと同様、夜に外出という慣れ親しんだヘキもまた、希薄になるのだった。

 おかしなもんだけど事実だから、しかたない。コロナ禍という新たなヘンテコリンに身体が馴染んでるワケだ。

 これはいけないコトなんじゃろね……、とも思いつつ、家呑みの日々が続いてるんだった。

 昨夜も、ZOOMでの呑み会ケン会合で語らってた。県外者含め5人での非接触ながら濃厚スープな会話。月に1度のペースで、これももう2年近くになる。

 そろそろナマを味わった方がいい、な。

 

  □■-□■-□■-□■-□■-□■-□■-□■-□■-□■-□■-□■-□■

 

 太陽の塔についての続きを書こうかと思ったけど、眼の前のお弁当のコトを書いておこう。

 

 

 豆ごはんのお弁当。

 近所のプラッツ(スーパーの名前です)で3月頃から売り出され、これがアンガイといいもんだから、週に1度か2度、買っては、朝に喰らってる。

 豆ごはん……、好きなんですよボクは。

 赤飯よりも豆ごはん。炊き込みごはんの中じゃ、イチバン上位なのが豆ごはん。笑っちゃうけど、そ~なんだから仕方ない。

 おまけに、ずいぶん安い。

 惣菜弁当って、1コイン500円辺りの価格が多いけど、さらに100円も安いんだから、顔が  (^o^)  こんな感じになっちゃうのだ。税を入れると正しくは430円だけど、シガレット1箱より安価なのだからリーズナブルという一語はこの弁当へ捧げちゃっても良いわい。

 ま~、値段のことより、とにかく基本は、これが豆ごはんであるコト、そこに尽きます。

 少量、食卓塩と醤油をふりかけ、レンジでチ~~ンの朝ごはん。

 なんだかも~、今日1日とても裕福な気持ちで進むだろうといった、まめまめしくない大らかな気分になってしまえるんだから、豆ごはんの威力絶大。安あがりのボクちゃんだぁ~。

 

 

 連休と豆ごはんは、何ぁ~んも関係ないけど、季節的にはマッチ近藤、今度も豆ごはん買っちゃうよ~、ってな勢い。

 えっ? 朝からアルコール?

 いいじゃ~ござんせんか。朝寝ェ~朝酒ェ~、連休ゆえの小原の庄助さん。