2日前、高知にGO。
いつもの気兼ねない仲間とのツア~。
4月半ばの高知は、さすが南国、あったかというより、もう暑く感じさせられる。
来週も別件で高知に行く予定だけど、来週はいっそう日差しが濃くなってるんだろなぁ。
ただ……、今回は黄砂で景観が霞んでた。
瀬戸大橋から一望の島々は通常ならそのカタチやら島の樹木などなどクッキリ見えるけど、四方揺らぐように霞んで、あらま〜、眼をはった。
ウィキペデイアによれば、日本に飛来する黄砂は、わずか1K㎡ 四方で少ない時で1トンを越え、多い時には5トンも落下しているらしい。
おそらく、この数日は上記の数値を超えているんだろう。とんでもない量ですなぁ。
中国大陸と偏西風のおかげで、大袈裟に申せば、日本の国土は黄砂堆積で毎年に背が高くなっているというコトになるんかしら……。
いつものごとく、坂出で高速をおり、早朝のうどんをチュ~ルチュルしてからまた高速にのり、一路、高知へ。
須崎東でおり、黒潮本陣テラス席で鰹のたたき。
特大級に苦手な食べ物だったけど、ここのワラ焼きのみ、
「美味いっ」
と舌が悦ぶ。
たたきと共にアジの開きやサバも焼いて、おいしく頂戴する
ワラ焼を売りにする店は高知には数多あるけれど、ここの海の拡がりと湾港を一望出来るロケーションというのも旨味に加わる。
土佐一本釣りの、その現地ゆえの活きある妙味。眼の味わいが舌に直結の極上。
な次第ゆえ、高知県高岡郡中土佐町久礼は、イート・ポイントとしての巡礼地。
しかも、久礼には西岡酒蔵がある。
江戸時代中頃から代を重ねる高知で1番古い酒屋。
ここの酒はいずれも我が舌にあう。イイ。
昨年末同様、一升瓶を複数購入し、ニッタリ北叟笑む。
今回は、久礼を堪能したあと、高知市内に移動。
はりまや橋 界隈を、歩く。
あえて「コロナ後のにぎわい」みたいな空気を嗅ぎたかったワケだ。
むろんコロナが収束したワケでもないんだけど、高知最大の賑やかスポットをまのあたりにするのも、ま~、悪か~ぁないでしょう。
道路の向こうのビルに設置されたカラクリ時計のアクションとサウンドが飽きさせず、「日本三大ガッカリ橋」の汚名はヤヤ……、薄らいでいるよう思えた。
魅入ってしまった我が良き仲間……
あちゃらこちゃらに、『龍馬』の像や文字が踊ってるけど、はりまや橋のみは龍馬じゃない。
カンザシ買った坊さんと相愛だったお馬さん(女性の名)の悲恋を象徴する場。
{史実の中のお馬さんは事件後に他家に嫁ぐコトを強いられ、泣く泣く従ったようですな)
ぁぁぁあ……、悲恋かぁ~~。
成就しなかった恋の不完全燃焼を我が事のように……、思ったりしつつ周辺に眼を馳せた。
行き交う複数のカップル。若いカップルやらチョイ年取ったカップルやら、皆さんスコヤカそうで……、良さ恋ぉ~い・夜さ来~い。
ついエッチなコトを想像しそうになるのを、プルプル頭をふって払拭する。