亜公園

エルムの鉛筆削り

森喜朗翁の老害っぷりが、痛々しい。 けど一人、彼のみがおぞましい存在という次第ではなく、たぶん、私をも含め、日本人男性の体内にある「閉じきった感覚」がもたらす弊害のような気がしないではない。 未だ、女性に慟哭させて物語りの情感極まったりだと…

史料が届く

1月最終の昨日の金曜、またzoom呑み会。 今回は県外、兵庫県在住氏も加わっての5人の会。 「や~、ども~、ごぶさた~」 隣県への移動も不自由な今、ま~、こういう呑み会も容認しなきゃ、やってらんない。 ただ、これは、ピッチが速くなるというか、呑む…

要スペース

前回に紹介した模型「雷神蕎麦」。しばしデスクトップに置いていたけど、ヤヤ邪魔にはなるんで、仕方ない。amazonでショーケースを買い、”展示仕様”にして別室に置いた。 ウィルス騒動が退いてミュージアムで講演なんぞがまた出来るようになれば、亜公園がら…

雷神蕎麦 -亜公園の屋台-

コロナ・ウィルスに侵食されて以来、ナンギを背負わされている飲食店を思わないではいられない。ブレ続ける政策に翻弄されっぱなしが、不憫。 誰もが今なにかにしがみつきたい気分だけど、政治指導者にスガれないのが、痛々しい。 昨年1月15〜16日が日本で…

新聞取材

雪印のこれ。なが~く「ロクピー」と思い、そうよんでた。 けど正しくは、「ロッピー」だそうな。よ〜く見ると、丸いパッケージの側面にも小さな文字で、そう印刷されている。 あらま~。 しかも、『6P』は6つの断片としての「ピース」と思い込んでたけど…

月は東に日は西へ

18日、水曜の午後8時よりの、山陽放送の番組『メッセージ』をお見逃しなく。 なんてね……。 まっ、これは番組に自分が出るんで……、自分宛の備忘的-記述。ローカルな話。 長時間取材され録画され、10日ほど前も追加の録音取材があったたけど、おそらく4分ほ…

松茸

29日付けの山陽新聞夕刊で亜公園を取り上げてくれている。 夕刊をとってる方は少ないだろうが、それでも3万部近い数が出てるようだから、ローカル情報を伝える媒体として、あ・り・が・た・い。 (山陽新聞夕刊は11月末をもって休刊となる。惜しいけど仕方…

10月下旬の秋の空

過日。 自宅にてRSK山陽放送さんから取材を受ける。大型カメラが入り、胸にピンマイクをつけさせられ、およそ1時間、問いに答える。 過日。 RSK山陽放送さん新社屋と甚九郎稲荷にて、VTRカメラを前に若干の解説。 演出として拝殿で手をあわせるというポーズ…

加喜屋

18日の日曜、過日の講演に基づいた記事を山陽新聞朝刊が載っけてくれた。 カラーページに出来なかったと編集委員のI氏は詫びるけど、とんでもねっ、掲載こそが有り難い。なんせ40万部に近い発行数。しかも多くの方が一番にゆったり新聞を読む日曜版だ。実に…

遠いのか・近いのか

過日の夜中。台風のかなりの風で電線が唸り、ポリバケツの類いやら、ちぎれた葉があちこちに散乱し、転げているのだったけど、雨はなく、空は晴れて星が見えてた。 妙なバランス。 昔々、幼年時……、自分に記憶はないことながら、津山時代のエピソードとして…

レモンと雄町米の酒の樽

やられた。 レモンの新しい葉を虫に囓られた。 朝は無事であったのに、夕刻の水やりで、 「あちゃ~」 異変に気づいた。 ガックリやら腹立たしいやらやらやら……。 水やり後に防虫剤を散布。 さて、どうなりますやらの小庭のレモン。 このショウリョウバッタ…

残暑見舞い

緩みかけているとはいえ、まだまだ暑い日中。 黒澤明の『野良犬』は戦争が終わって4年後の1949年作品。ねっとりした暑熱で熟れきった映画だった。 巻頭のバスの中、濃密度な暑さ ↓。 次いで追走シーンのまだまだ焼け跡の白っぽい町並み。街路樹もなく(空襲…

消えた本

1冊、ほぼ絶対に、部屋のどこかにあるハズの……、本が見つからない。 本はよく行方不明になるけど、たいがい数日後には出てくるもんだ。 けどもこの1冊、そうでない。 日々刻々に探し続けてるわけでもないけど、日に1回は探して早や1ヶ月オーバー。 ちょ…

遠くて近い明治

8月6日の朝8時頃から、TBS系ネット配信のライブ映像を眺めてた。 広島での平和記念の式典。 もう75年になるのか……、と感慨深く眺めてた。 間断なく解説を入れる男アナウンサーの声がとても邪魔で鬱陶しかったけど、そこは我慢で眺めてた。 何人かのスピー…

明治の感染症騒動

↑ 7月13日新聞休刊日の毎日新聞ネット記事の見出し ↑ 昭和18年に日本陸軍省が発行し全国に配布した標語ポスター イヤな匂いの感じ悪さ……。 上記の2つ。雰囲気、似ていなくもない……。 ○●-△▲-○●-△▲-○●-△▲-○●-△▲-○●-△▲-○●-△▲-○● 亜公園のことを調べていくと、…

8月講演のお知らせ

山陽放送さんからフライヤーが届いた。 きたる8月のイベント告知。 ふってわいたウィルス騒動下、開催・延期・中止、の3単語を抱えたまま様子見で数ヶ月を過ごしていたワケだけど、開催ということに。 誰しもが大きな影響を受けている。騒動はいまだ進行中…

アラジンの魔法のランプ

左メダマの手術から、早や10日ほど経過。……いや、まだ10日って感じかなっ。 次は4日後の午前中に診察。これで一応は術後診察から開放される。 通院って、面倒で、き・ら・い。 アクリル製水晶体レンズは保険適用のものは2種あって、右眼の時と同様に「遠く…

ジャガイモ掘り出して

ジャガイモを掘り出した。 昨年末に掘り起こしてもよかったけど放置。それをこたび。 わずか1メートル強四方の区画ゆえ、収穫量はしれている。けども、けっこう大きく育ったのもいて、なんだか慶賀。 (慶賀って、こういう時に使ってもいいのだよん。喜んで…

「水戸黄門(60)」やら「火天の城」やら

昨日15日の講演は無事終了。 予想していたけど、やはりパート2というタイトルをつけると、映画でもそうだけど……、観客動員数が減りますなぁ(苦笑)。 第2部トーク中の大塚氏をステージ側よりパチリ。 かつて道路も鉄路も整備されてない明治以前の時代、岡…

日曜は講演です

さぁ~て、次の日曜は岡山シティミュージアムで講演です。 聴きに来て下さいね。(苦笑) ◎ 『明治▶大正▶昭和 岡山木材史 part.2』 ◎ 12月15日(日曜) 午後14時~16時 (開場13時半) ◎ 岡山シティミュージアム 4F ◎ 入場無料 主催:岡山シティミュージア…

坊っちゃん

先週から今週にかけて幾つか連続で会合。 ま~、いずれも意義ありな、それぞれ来年度の諸々な話。 うち1つは、興がのって3次会までイッちゃって朝日きらきら。タクシーで帰宅したら、隣家のご主人が出社されるのと鉢合わせ。かなりみっともネ~ネ~な朝帰…

次の講演ご案内

前回に吾妻ひでおの事を書いて数日後、某所某BAR にてEっちゃんから、 「『失踪日記』、おまいさんに貸した本じゃん」 そう云われたんだった。 「へっ?」 「マジ?」 「うっそ~」 「ぇぇえええっ?!」 困惑4連打。というかコンニャク踏んで滑ったというか…

見舞いの後に食事して

週末にホントに台風なの? と疑念するほどに良い天気だった昨日。 呼び出され、天神町の高層マンションの一室にて、Y氏、S放送の某氏と会合。 そこからは同局の新社屋建造中がよく見え、定点観測にはもってこいだなぁとも思う。甚九郎稲荷の本殿両サイドの…

たま大明神

桑田町の岡山シティホテルでランチ。 スポーツだかの親善でやってきて同ホテルに宿泊してるのか、背にCHINAのロゴが入った揃いユニホーム10数名の小学生らの食事時間と重なり、その行儀の悪さに辟易しつつ、セッセと皿換え品変え、食べに食べる。 バイキング…

中村兵衛 ~明治の作家~

S新聞社のS女史から連絡。 会わせたい人ありとのことで早速にお膳立て。某日午後、喫茶ダンケにて会合。 お会いしたのは、同社の社史編纂にたずさわるK氏。おしゃべりし情報交換したのは、明治~大正時代の1人の作家のこと。 中村兵衛、という。 国会図…

新聞記事はありがたい

明治に造られた岡山警察署。 でもって、ながく久しく忘れられたその煉瓦の遺構。 この数年、講演などのたびにチラチラと遺構の話をし、こたび、それを甚九郎稲荷に移動させてどうにか保存のめどを立てたわけだけど、30日金曜の朝刊で山陽新聞がヤヤ大きく取…

木材史 ~前哨~

以下、11/17講演に向けての下準備の点描――。 某日。 取材訪問時に急病で入院となってしまった浄土寺の前ご住職さんと、電話対談。 途中ひどく咳き込まれたりで、まだ全快には遠いようだけど、貴重なお話をうかがう。 くれぐれもお大事に。 ※ 浄土寺の大湯屋…

明治の煉瓦

某日。 11/17講演のため、湯迫の浄土寺を訪ねる。 1週間前にアポをとってのちゃんとした取材。 前住職さんにお話を聞くということで学芸員Mと共にお約束時間に出向いてみるに、緊急入院され、連絡せずでまことに恐縮とのこと。 「あらま〜」 いやいや、くれ…

明治お肉史 part.1

今回は11/17の講演内容に触れようとも思ったけど、チョット浮気。 明治の頃のお肉についてを。 ご承知の通り、明治になって日本は牛食するようになった。 ヒンドゥー教徒やジャイナ教の方が多数のインドなどの国が牛食を、イスラムの方々が豚食を今も基本的…

岡山神社 − 社報

岡山神社さんの社報『さかおり』に、寄稿している。 10月の秋期大祭に併せて刊行配布の最新号だ。 今回は、甚九郎稲荷の石門についてを書かせてもらった。 岡山神社に出向く方あらば社務所で頂戴できると思う。ご一読あれ。 ここでは、その石柱について補足…